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【関東総通】e−コムフォKANTO

平成30年6月13日
関東総合通信局

電波の日・情報通信月間」の記念式典を開催
≪関東地域の6個人、7団体を表彰≫

 関東総合通信局(局長:黒瀬 泰平)は、平成30年6月1日、ホテルグランドパレス(東京都千代田区)において、「電波の日・情報通信月間」記念式典及び記念講演会を開催しました。
 式典には、受賞者、来賓をはじめとして関東地域の行政機関や情報通信関連の事業者など、招待者約300名が参列されました。

総務副大臣からの式辞

 電波の日・情報通信月間」記念式典では、はじめに総務副大臣 坂井 学から式辞がありました。
 
 「電波利用・情報通信の発展に多大な功績のあった皆様方へ深く敬意を表します。
 現在我が国は、少子・高齢化やこれらに伴う人口減少がより一層本格化し、地方を中心に、経済や暮らしが今よりも厳しい状況になることが予測されています。こうした「静かなる有事」をチャンスと捉え、2030年代に実現したい未来の姿から逆算し、IoTやAIなどを積極的に導入することにより、変革に取り組んで行くべき時期とも考えます。
 この未来の実現に向けて、地域へのIoT実装などICT利活用を進め、その基礎となる5GやICTインフラの地域展開、新4K8K衛星放送の推進、多言語音声翻訳技術の精度の更なる向上など、世界最高水準のICT環境の整備にも取り組みます。
 誰もが安心・安全にICTによるメリットを享受するため、一層のサイバーセキュリティの強化が必要であり、インターネット障害への対策やセキュリティ人材の育成にも、引き続き取り組んでまいります。」と述べました。
 
 

(写真:総務副大臣 坂井 学)

関東情報通信協力会会長の挨拶

 関東情報通信協力会長(金丸 康信)からの挨拶がありました。
 
 「電波の日は1950年に電波三法が施行されたことを記念した日です。限りある電波を利用した業種としては通信と放送が両輪であり、それぞれの分野で技術革新がめざましく、インターネットを活用した番組広報等の連携も行っています。その一方で、セキュリティに関する問題に対処することも大きな課題となっています。
 今後とも、関東総合通信局、情報通信分野に携わる各分野の皆様と協力して、情報通信の進歩が真に国民の生活の利便の向上、豊かな国民生活につながるように活動していきます。」と述べられました。
 
 

(写真:金丸 康信 関東情報通信協力会長)

来賓挨拶

 経済同友会副代表幹事 程 近智様から挨拶をいただきました。
 
 「電波の利用が広く国民に解放されて以来、情報通信はめざましい進展を遂げており、企業、社会の発展に大きな役割を果たしています。ICTの重要性をあらためて認識しており、実用化が間近の第5世代移動通信システム(5G)は、2020年に向けて本格的なIoT社会の基盤として実用化が期待されています。
 経済同友会としても、社会の課題を克服するための取り組みの一つとして、未来を拓く3つの先端技術、「情報通信技術」、「医療技術」、「環境技術」には、ヒト・モノ・カネを投入することが重要と考えます。
 国や地方の施策に協力を惜しまないのは勿論のこと、関係企業の皆様とともに英知を結集し、わが国、さらには世界の課題克服に向けて努力する所存です。」と述べられました。
 

(写真: 経済同友会 程 近智 副代表幹事)

功労者(個人・団体)の方々への表彰

 記念式典では、地域の電波利用及び情報通信の発展に貢献された6個人、7団体の功労者の方々への表彰を行いました。
 表彰にあたっては、功労者の方々のご功績を紹介後、関東総合通信局長及び関東情報通信協力会長から表彰状を授与し、その功績を称えました。
 

(写真:表彰された公益財団法人日本ラグビーフットボール協会 岡村 正 会長)

(写真:功労者(個人・団体)の方々)
 

記念講演会

 記念式典につづいて、東京大学大学院工学系研究科 特任准教授 松尾 豊様による「人工知能は人間を超えるか≪ディープラーニングの先にあるもの≫」と題して記念講演会を開催しました。
 

(写真:東京大学大学院工学系研究科 松尾 豊 特任准教授)

連絡先
総務省関東総合通信局
総務部総務課
担当:和智、浜崎
電話:03-6238-1620

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