この講座は、SNS関連のトラブルや事件が頻繁に発生している昨今において、インターネットを安心安全に利用するための啓発活動を目的として開催したものです。以下の2会場において合わせて97名の方が参加されました。
冒頭に関東総合通信局 山下情報通信部長から開催の挨拶を行った後、NPO法人栃木県シニアセンターの代表大沢十八氏から、「SNS安全教室の必要性について」と題し、SNSを悪用した凶悪事件や詐欺事件、パスワードの抜き取りやパソコンのウィルス感染等を参考例とし、ホームページでの相談窓口の紹介や、政府の今後の対応について説明が行われました。
続いて、NPO法人栃木県シニアセンターの高橋功氏が「SNS安全教室」と題して、SNS利用時の心得として、写真をアップする際の注意、パスワードの管理、ウィルス対策のポイント、不正請求時の対応などをDVD映像を使用したり要点ごとにクイズ形式で問いかけるなどわかりやすく説明しました。
次に、栃木県警察本部サイバー犯罪対策課(小山市会場は藤田充宏氏、栃木市会場は田村俊治氏)は、「サイバーセキュリティについて」と題し、SNS関連の事故・事件の発生状況について、全国の年度別統計値などを紹介し、サイバー犯罪の被害に合わないための意識をもつことの大切さなどを講演の中で強調しました。
最後に栃木落語会の岩船亭服地氏から「お笑いで学ぶSNS安全教室」のSNSの頭文字を使用しての講演があり、なごやかな雰囲気のうち閉会となりました。
会場の様子