関東総合通信局(局長:黒瀬 泰平)と関東ICT推進NPO連絡協議会は、一般社団法人ジョブラボぐんまとの共催で「ジョブラボシンポジウム」を平成30年12月8日(土曜日)に高崎イーストセンタービル302(群馬県高崎市)で開催しました。
このシンポジウムは、地域コミュニティの持続的な活動に必要な存在のお金も、シェアリングエコノミーの登場により、目的から手段へと変わりつつあることで、地域の中でどのような未来が描けるか考えることを目的に開催したものです。当日は関係者含め、約40名が参加しました。
冒頭で 一般社団法人ジョブラボぐんま代表理事宮坂あつこ氏、続いて関東総合通信局情報通信部情報通信連携推進課長高田貴光より開会の挨拶を行った後、一般社団法人シェアリングエコノミー協会事務局長、内閣官房シェアリングエコノミー伝道師、総務省地域情報化アドバイザーの佐別当隆志氏から「地域コミュニティとお金の未来」の掲題で基調講演がありました。
佐別当氏から、シェアリングエコノミーが登場した背景、予想される未来の話、そして、日本各地で取り組まれている事例を紹介していただきました。さらに、地域コミュニティでの活用事例と活動の持続性などについての仕組み、
そして、お金のシェアから生まれた新しい動きやそれを支えるテクノロジーについて説明がありました。
宮坂 あつこ氏
佐別当 隆志氏
橋本 琢也氏
その後、株式会社リクルート北関東マーケティングの橋本琢也氏をファシリテーターとして「お金の“シェア”で実現するコミュニティ作り」と題してワークショップを実施しました。
ワークショップでは、ワールドカフェ方式で3つのセッションにわけて、シェアリングエコノミーを参加者自身の仕事や活動とどのように組み合わせることができるか、そして、それが地域の中でどんな価値を生み出せるのか、について議論しました。