「タクシー無線における高密度周波数共用技術に関する調査検討会」の最終会合が3月23日に開催され、報告書が座長(唐沢好男;電気通信大学教授)から関東総合通信局長に手交されました。
タクシー無線は、迅速かつ効率的な配車をするために必要不可欠な無線システムとなっています。
しかしながら、近年首都圏では、林立した高層ビルが電波を遮り、通信ができない「不感地帯」が増加しています。これを解消するには、「不感地帯」をカバーする新たな基地局(前進基地局)が必要となりますが、従来のアナログ技術では、前進基地局には新たな周波数を割当てなければなりませんでした。
近年、タクシー無線がデジタル化したことにより、新たな周波数を割当てなくても前進基地局の設置ができる技術が考案されています。
本調査検討会は、新たに考案された方式を実地試験を通して検討し、技術基準に反映するために行われたもので、試験・検討の結果、前進基地局を設置する方式すべての実用性が確認されました。
今後、タクシーサービスの向上と周波数効率利用に大きく役立つものと期待されます。
報告書の概要は、報道資料(平成23年3月23日)のとおりです。

調査検討会の最終会合


報告書の手交 実地試験のデータ確認の様子
総務省関東総合通信局 無線通信部企画調整課