報道資料

　昨年3月末の岩手・宮城・福島の3県でのアナログ放送終了により、全国で地上デジタル放送への移行が完了し1年半余り過ぎたところですが、他の電波からの混信を受けるために地上デジタル放送を良好に視聴できない受信障害現象（デジタル混信）が一部地域で発生しており、総務省及び放送事業者は、両者協力のもと、発生実態を把握しつつ対策を進めています。

　このたび、対策工事内容の見直しに伴い、以前に策定しましたデジタル混信に対する対策計画の一部を変更しましたので公表します。

　このデジタル混信を解消するための放送局施設や受信者施設の改修工事（補完中継局の設置、放送チャンネルの変更工事、高性能アンテナ取替工事等）を行う者に対する支援策は、総務省テレビ受信者支援センター（デジサポ）が行っており、今回公表された対策計画の一部はその対象となります。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

 

記

デジタル混信の対策地区

混信発生地域	混信の種類	難視世帯数	対策計画の対策手法
和歌山県 海草郡 紀美野町 北野、雨山 （別紙参照）	フェージング混信	588	高利得受信アンテナ等 を 既設共聴改修に変更

※　近畿広域地上デジタル放送推進協議会は、近畿2府4県の地上デジタル放送実施関係者（放送事業者、近畿総合通信局及び近畿地域テレビ受信者支援センター等）で組織する団体です。