ただでさえ少ない国内のサイバーセキュリティ人材の多くが東京に集中していることに加え、人材を育成する側の人材もまた地方で絶対的に不足しているという認識のもと、地域におけるサイバーセキュリティの担い手の発掘・育成に取り組みます。
【上半期取組例】
●サイバーセキュリティサービス地域別講座 << 新規 >>
−中小企業のセキュリティサービス&脅威情報の目利き力習得編− 【全3回】
趣旨 | サプライチェーンセキュリティ対策の必要性が高まる一方、セキュリティサービスのユーザーとなる中小企業にとっては、自社に適したサービスをいかに選択できるかという目利き力が重要になります。このため、セキュリティベンダーや情報通信企業が提供するサービスが、どのような脅威を想定したものであるか、費用面も含め、複数のサービスを比較し、ポイントを見極める目利き力の習得を目指す講座を、京都・大阪・神戸の各商工会議所や関係機関との連携のもと、地域別に開催します。 |
開催日時/ 開催場所 (予定) |
■京都: 2019年7月22日(月曜日)14:00〜17:00頃/ 京都経済センター ■大阪: 2019年7月29日(月曜日)14:00〜17:00頃/ 大阪商工会議所 ■神戸: 2019年7月30日(火曜日)14:00〜17:00頃/ 神戸市産業振興センター |
定員 | 各回100名程度 |
参加費 | 無料 |
対象者 | 中小企業者(経営者・情報セキュリティ担当者) |
プログラム (予定) |
○最近のセキュリティ脅威及びその備え方に関するパネルディスカッション (登壇候補者: セキュリティベンダー・情報通信系企業、第三者機関、有識者) ○セキュリティサービス提供企業による自社サービスの紹介(4社程度×15分) ○有識者による総括講演(20分) ○支援施策等の紹介(10分) <コーディネーター> ■京都: 立命館大学 情報理工学部 教授 上原 哲太郎 氏 ■大阪: 大阪大学 情報セキュリティ本部 教授 猪俣 敦夫 氏 ■神戸: 神戸大学大学院 工学研究科 教授 森井 昌克 氏 |
詳細 | 募集案内等は、6月下旬頃に公表予定。 |
●第2回サイバーセキュリティ・リレー講座 (初級者向け)
−サイバーセキュリティの基礎&心得習得編− 【全8回】
趣旨 | 企業でこれからサイバーセキュリティを担う担当者が、セキュリティ分野で仕事をする上でのセンスを身につけ、専門性を高めるための学習に取り組む土台をつくることを目的に、関西を代表するセキュリティ研究者によるリレー講座を実施する。昨年度好評を得たリレー講座の第2弾として、講義回数を増やし、更に定員を3倍に大幅増させて開催する。 |
開催日時 | 2019年8月28日(水曜日)〜9月26日(木曜日) 各回16:30〜18:00 【講義90分、テスト及びアンケート30分程度】 |
開催場所 | 大阪(調整中) |
定員 | 120名 (※昨年度は40名) |
参加費 | 無料 |
対象者 | 中小企業をはじめとする企業のサイバーセキュリティ担当者(初級者)で、今後サイバーセキュリティの専門性を高めていきたいという意欲のある方。 ※原則、全講義に参加できる方。 ※学生枠も設定。 |
受講修了証 | 原則全講義に参加し、一定水準以上の理解が認められる場合(各回の講義後に簡単なテストを出題し理解度を確認)、事務局から受講修了証を授与。 |
プログラム (調整中) |
【講師】 ※登壇予定順 ■立命館大学 情報理工学部 教授 上原 哲太郎 氏 ■学習院大学 計算機センター 教授 申 吉浩 氏 ■兵庫県立大学大学院 応用情報科学研究科 准教授 五十部 孝典 氏 ■和歌山大学 学術情報センター 講師 川橋 裕(他名:泉 裕) 氏 ■大阪大学 情報セキュリティ本部 教授 猪俣 敦夫 氏 ■大阪経済大学 経営学部 准教授 金子 啓子 氏 ■産業技術総合研究所 サイバーフィジカルセキュリティ研究センター ソフトウェアアナリティクス研究チーム長 森 彰 氏 ■神戸大学大学院 工学研究科 教授 森井 昌克 氏 |
詳細 | 募集案内等は、6月下旬頃に公表予定。 |
サイバーセキュリティについての情報は数多く提供されてきていますが、地方の企業等には必ずしも行き届いていないという状況が見られ、このいわば「サイバーセキュリティのラストワンマイル」に情報が行き着くよう、関係機関と連携して取り組みます。
【上半期取組例】
●サプライチェーンにおけるサイバーセキュリティを語りあうシンポジウム
−G20大阪サミットを機に、Society 5.0を支える信頼の確保について考える−
開催日時 | 2019年5月28日(火曜日)13:00〜17:10 |
開催場所 | グランフロント大阪タワーC4階 ナレッジシアター |
主催 | 独立行政法人情報処理推進機構(IPA) |
協力 | 関西サイバーセキュリティ・ネットワーク事務局 (近畿経済産業局、近畿総合通信局、一般財団法人関西情報センター) |
定員 | 350名 |
参加費 | 無料 |
プログラム | ○主催者挨拶 IPA 理事長 富田 達夫 ○来賓挨拶
「サプライチェーンに参加する中小企業はどのように取組を進めればよいか」 *モデレーター: 大阪大学 情報セキュリティ本部 教授 猪俣 敦夫 氏 *パネリスト:
「急増するIoTのセキュリティにどう取り組むか」 *モデレーター: IPA セキュリティセンター長 瓜生 和久 *パネリスト:
|
詳細 | https://www.ipa.go.jp/security/announce/sc-sympo.html |
セキュリティ対策が十分でない中小企業が踏み台となって、自社のみならず取引先までサイバー攻撃の影響が拡大するという懸念が広がっています。こうした中小企業が実際に対策を行いやすくするため、国及び関係機関の施策を講じていきます。
●中小企業を対象とした施策例
経済産業省/IPA | 総務省/NICT |
・セキュリティ専門家派遣 ・サイバーセキュリティお助け隊 【新規】 ・中小企業の情報セキュリティ対策ガイドライン ・セキュリティ対策自己宣言 「SECURITY ACTION」 |
・IoT機器調査及び利用者への注意喚起の取組「NOTICE」 |
(サイバーセキュリティお助け隊について)
●重要インフラ企業等を対象とした施策例
名称 | 日程 | 場所 | 要旨 |
産業サイバーセキュリティ対策セミナー(仮称) (IPA) |
7月 (予定) |
大阪 | 産業サイバーセキュリティセンター(ICSCoE)の事業や、工場における産業用IoT導入のためのセキュリティのファーストステップ等について、ご紹介するセミナーです。 |
制御システム向けサイバーセキュリティ演習 (IPA) |
9月 (予定) 2日間 |
大阪 | 模擬プロセス制御ネットワークを使用して、機器の不正な制御に使用されるサイバー攻撃や対応策による防御を体験いただくことで、制御システムのセキュリティについてより深く理解いただける実践的な内容です。 【詳細】 https://www.ipa.go.jp/icscoe/program/short/icssec/index.html |
●自治体等を対象とした施策例
名称 | 日程 | 場所 | 要旨 | |
実践的サイバー 防衛演習「CYDER」 (NICT) |
Aコース | 7月10日 (水曜日) |
大阪府 (大阪市) |
CYDERは、国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)が、そのサイバーセキュリティに関する技術的知見と大規模計算環境を最大限に活用して実施している、体験型の実践的なサイバー防御演習です。 【詳細】 https://cyder.nict.go.jp/ |
7月30日 (火曜日) |
奈良県 (奈良市) |
|||
8月23日 (金曜日) |
和歌山県 (田辺市) |
|||
9月4日 (水曜日) |
兵庫県 (神戸市) |
|||
9月6日 (金曜日) |
京都府 (京都市) |
|||
B-1コース | 9月20日 (金曜日) |
大阪府 (大阪市) |