近畿管内における悪質商法の事例

事例1

発生年月 平成22年6月
発生場所 滋賀県大津市
内容  被害者が外出から帰宅した時、家の外に青い作業服を着た業者風の男性2名が立っていた。業者風の男性が被害者に「地デジの対応は済んでいますか?この地域は、地デジを見るなら地デジチューナーでは見ることが出来ませんよ。テレビを買い替えるしか方法はありません。今日、テレビを買ってくれる契約をしてくれたら6月5日にテレビを届けます。3万円以上ならクーリングオフもできる。」と話した。さらに、業者風の男性が「今日、頭金をまず払ってもらいたいが、どれくらい払えるか?」と話したので、被害者が「2万5千円なら支払える」と伝えお金を支払うと、業者風の男性は被害者に領収書を手渡しその場から立ち去った。領収書には、金額と日付しか記載されていなかったため、後日、被害者が、消費者生活センターに相談したところ、警察へ被害届を出すように言われ、警察に被害届を提出した。

事例2

発生年月 平成22年9月
発生場所 兵庫県尼崎市
内容  NHK関係者を名乗る男性が訪問してきて、「地上デジタル放送の関係でテレビを見せてください。」などと言って部屋に上がり、居間のテレビをつけたり消したりした後、「このテレビには共同アンテナが必要です。」などと言って、3万円を受け取って立ち去った。

事例3

発生年月 平成22年10月
発生場所 大阪府泉北郡忠岡町
内容  NHKの職員を名乗る人が訪問し、「地デジのテレビを見ているなら追加で1千5百円必要です。」と告げられた。インターホン越しに対応した住民は不審に思い、断って、金銭の被害はなかった。

事例4

発生年月 平成23年7月
発生場所 神戸市東灘区
内容  工事業者を名乗る者が来て、「今のままではテレビが見られなくなる。チューナーを交換した方がいい。工事代は4万2千円だが、分割払いでいい。夕方から工事を始めます。」と言われ、請求された4万2千円のうち、1万2千円を支払ったが、工事の時間になっても業者は現れなかったため、警察に届け出た。

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