地上デジタルテレビ放送を視聴するには、放送エリア、受信アンテナ、視聴方法などを確認しておく必要があります。
UHFアンテナは、チャンネルカバー範囲により、「全帯域用」、「LM帯域用(13から44チャンネル)」、「MH帯域(31から62チャンネル)」の3種類があります。
「全帯域用」であれば問題ありませんが、地域によって、そのアンテナの受信帯域が地上デジタルテレビ放送のチャンネルに合わない場合は、取り替えが必要です。
(注意1) 電波の弱い地域ではブースターが必要な場合があります。
(注意2) アンテナの設置・工事に関しては、お近くの電気店・家電量販店にお問合せください。
UHFアンテナと、地上デジタルテレビ放送対応のテレビもしくは以前のアナログテレビに地上デジタルチューナーや地上デジタルチューナー内蔵録画機器を接続することで受信いただけます。
地上デジタルテレビ放送対応のテレビであれば、UHFアンテナを接続することによりハイビジョンの高画質やデータ放送などのデジタル機能をお楽しみいただけます。
(注意1) テレビによって、デジタル機能、特徴等が異なります。
(注意2) UHFアンテナの設置や交換が別途必要な場合があります。
以前のアナログテレビの場合は、地上デジタルチューナーや地上デジタルチューナー内蔵の録画機器を接続することにより受信いただけます。
(注意1) テレビの種類によって、画質やデジタル機能が異なります。
(注意2) テレビの種類によって使用する接続ケーブルや接続方法、チューナー側での「接続テレビ設定」が異なります。
(注意3) UHFアンテナの設置や交換が別途必要な場合があります。
【参考】個別受信で視聴する際の留意点
共同受信施設で視聴するためには、設備(アンテナや増幅器など)がUHF帯を受信し、伝送できるなど地上デジタルテレビ放送に対応している必要があります。
設備が地上デジタル放送に対応している場合は、各御家庭で地上デジタルテレビ放送対応のテレビもしくは以前のアナログテレビの場合は地上デジタルチューナーや地上デジタルチューナー内蔵録画機器を接続することで受信いただけます。視聴できない場合は、共同受信施設の保守管理業者に御相談ください。
マンション・アパートやビルなどで、屋上に共同の受信アンテナを設置し、各部屋にテレビ放送を分配・伝送するための共同受信施設。
都市部において高層ビル、鉄塔など建物の影響による「しゃへい障害」や、反射した電波の妨害による「反射障害」を解消するために作られた共同受信施設。
放送電波が弱く、テレビが見えにくい山間部や辺地地域において難視聴を解消するために作られた共同受信施設。
<有線共聴施設>
<無線共聴施設>
ケーブルテレビを通して受信できます。ケーブルテレビの方式により必要な機器が異なります。ケーブルテレビの方式には、2方式あります。
パススルー方式とは、ケーブルテレビで受信した電波をそのまま伝送する方式です。
この方式では、地上デジタルテレビ放送対応テレビまたは、以前のアナログテレビの場合は地上デジタルチューナーや地上デジタルチューナー内蔵録画機器で地上デジタルテレビ放送が御覧いただけます。
トランスモジュレーション方式とは、ケーブルテレビで受信した電波をケーブルテレビに適した信号に変えて伝送する方式です。
この方式では、ケーブルテレビ専用のSTB(セットトップボックス)が必要になります。