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四国電力(株)のスマートメーター導入の取組状況
≪お客さまサービスの向上や業務効率化を推進≫

平成27年2月13日
四国電力株式会社 情報通信部
通信計画グループ様より寄稿

 

 四国電力(株)では、スマートメーターの一般家庭への設置について、平成26年12月から高松市の一部で導入を開始し、平成27年1月から四国内の県庁所在地エリアで進めており、平成35年度末には全ての世帯に設置を完了する予定です。
 通信機能を備えたスマートメーターは、様々な機能と特徴を持っており、サービスの向上や業務効率化に期待が高まっています。

スマートメーター導入までの経緯

 東日本大震災により発生した電力需給の逼迫や、地球温暖化等を契機に、お客さまの節電への動きが広がっています。その中で、電力使用量の「見える化」や柔軟な料金メニューの提供をはじめとするお客さまサービス向上が期待されるスマートメーターについては、様々な可能性が議論されており、早期導入に対する社会的な要請が高まっています。
 また、政府はスマートメーターを節電社会の実現に向けた必須インフラと位置付け、全てのお客さまが電力会社や料金メニューを選択できるよう、スマートメーターを2020年代早期に全世帯・全工場に導入する等の方針を定め、当社をはじめ各電力会社に早期導入を求めています。

スマートメーターのシステムの概要と特徴

 スマートメーターは、様々な機能と特徴を持つ次世代計器です。

スマートメーターのパーツ構成

 

【機能】
○30分ごとの電力使用量の計量機能
○自動検針、遠隔入切機能
○電力使用量のデータ提供機能

【特徴】
○計量部・端子部・通信ユニットを分割できる構造であることから、計器を取替えるときは、計量部のみ取替えることで、
 ・煩雑な電線を抜き差しする作業が不要
 ・停電なしで容易に計器取替えが可能
○耐候性能の高いポリカーボネート樹脂を使用することで軽量化がはかられている。

 スマートメーター用通信システムは、お客さま宅にあるスマートメーターから電力使用量等のデータを当社データセンターに集めます。検針に用いる通信方式は、スマートメーターが設置される地域の特性やコストを勘案して、最適な方式を選定します。

スマートメーターシステムの全体構成図

 

現在の四国内での導入状況

 当社は、お客さまサービスの向上や業務効率化を推進するため、一般のご家庭など低圧のお客さまへのスマートメーターの導入に向けた取り組みを進めています。
 具体的には、平成26年12月から高松市の一部エリアにおいて、約1万台の先行導入を、平成27年1月からは四国内の県庁所在地エリアにスマートメーターの設置を開始しています。
 

今後のスマートメーターの課題

 当社は、今後、スマートメーターの機能を活用し、
 ・自動検針による業務の効率化
 ・遠隔制御・監視機能による現場出向業務の省力化
 ・計測データを活用した設備形成の合理化
 ・故障部位の特定による供給信頼度の向上 等を進めてまいります。
 また、お客さまの電気利用の効率化に資するようスマートメーターを活用した新たな料金メニューの導入や電気使用量の見える化をはかるなど、引き続き、お客さまサービスの充実に努めてまいります。

スマートメーター導入後の業務イメージ

 

四国電力(株)としての今後の取り組み

 平成27年1月からの四国内の県庁所在地エリアでのスマートメーター設置に引き続き、平成28年4月からはその他の当社供給エリアを対象に、現在設置しているメーターの法定取替※1や、新たな電気の使用開始時などにあわせてスマートメーターの設置を進め、平成35年度末までにすべてのお客さまへの設置を完了するよう取り組んでまいります。
 なお、スマートメーターを活用した自動検針については、先行導入における確認・検証ののち、平成28年4月から順次開始することとしております。
 
 ※1 計量法に定められたメーターの検定有効期間満了に伴う計器取替

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