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徳島市で「ビッグデータ・オープンデータに関する技術勉強会」を開催

 四国総合通信局は、平成26年11月14日(金)に徳島市の徳島大学工業会館において、四国情報通信懇談会ICT研究交流フォーラム及び国立大学法人徳島大学情報センターとの共催により、「ビッグデータ・オープンデータに関する技術勉強会」を開催しました。

 今回は、新たな価値創造や社会的課題の解決のための有効なツールとして注目を集めているビッグデータ・オープンデータの利活用について、地域の第一線で活躍されている方々を講師にお迎えし、最新の研究開発事例や具体的な利活用方法について考える勉強会として、フォーラム活動の一環で開催したものです。

 勉強会では、はじめに「オープンデータ×位置情報=地方創生!」と題して、京都フラワーツーリズム プロデューサー 高木 治夫(たかぎ はるお)氏による講演があり、観光案内アプリ「ご当地なび」を活用して観光客誘致や地域振興を目指す大阪府羽曳野市における取組事例や街歩きとオープンストリートマップを利用した情報発信の取組について紹介がありました。

 続いて、アイパブリッシング株式会社 代表取締役 福島 健一郎(ふくしま けんいちろう)氏が、「オープンデータ利活用のための地域コミュニティ運営とアプリ開発」と題して、ゴミをいつ捨てればいいのかが分かるWebアプリ 5374(ゴミナシ).jpの誕生経緯やそれらを生み出したコミュニティの活用方法について説明がありました。

 さらに、CODE for IKOMA(コード フォー イコマ)代表 佐藤 拓也(さとう たくや)氏から、「コミュニティによるボトムアップから考えるオープンデータ」と題して、奈良県生駒市と協働で取り組んでいる子育てアプリの開発プロジェクトについての紹介のほか、地域の人々といかに連携し、ICTを活用した地域の課題解決につなげていくのかについて説明がありました。

 最後に、株式会社アイ・ディ・エス 取締役 東 宏一(あずま こういち)氏から「徳島県総合地図提供システムで利用されているJoruri Maps(ジョウルリ マップス)の開発経緯とオープンデータ利用のご紹介」と題して徳島県総合地図提供システムの概要とJoruri Maps(ジョウルリ マップス)の開発経緯についてデモンストレーションを交えて御紹介いただき、勉強会を終了しました。

 本勉強会には、オープンデータの利活用に関心のある41名の方が参加され、オープンデータの利活用について理解を深めることができました。

 四国総合通信局では、今後もセミナーや勉強会等の開催を通じ、ICT研究開発の推進を図って参ります。

写真:勉強会の様子1

勉強会の様子1

写真:勉強会の様子2

勉強会の様子2

 

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