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「こうち幡多でICTと雇用創出セミナー」を高知県四万十市で実施

 四国総合通信局は、四万十市と共催で、平成29年2月1日(水)に四万十市立中央公民館において、「こうち幡多でICTと雇用創出セミナー」を開催しました。四万十市がある幡多地域は、温暖な気候や黒潮の恵、四万十川・足摺岬など全国に誇れる資源があるものの、人口減少に歯止めが掛からず、労働力減少や地域経済の縮小など厳しい状況が続いています。本セミナーは、若者の域外流出を防ぎ、域外からの移住者を増やすため、ICTで雇用を創出し、暮らしを支える仕組み作りを探る目的で開催しました。
 セミナーは、幡多地区の自治体を中心に約70名の参加があり、1部と2部に分けて行いました。
 1部では、はじめに高知県産業振興推進部の前田 和彦(まえだ かずひこ)地域産業振興監が「幡多地域の産業振興とICTの活用について」と題して、幡多地域の産業振興の取組とICTを活用した産業づくりについて講演されました。続いて、地域情報化アドバイザー(以下「アドバイザー」)の大南 信也(おおみなみ しんや)氏が、神山町では、町の将来に必要な「働き手」「起業家」を逆指名で呼び込むことで、町のデザインが可能となり、新たな人の流れや循環が生まれていることなどを紹介されました。また、アドバイザーの隅田 徹(すみた てつ)氏は、ICTにより東京オフィスと神山町のえんがわオフィスで同じ仕事をできることや周りの環境の違いにより新たな人の流れができていることなどを紹介されました。
 2部では、アドバイザー毎の座談会を行い参加者からの質問や課題の相談に対して、解決に向けたアドバイスをいただきました。

1部 基調講演の様子

2部 座談会の様子

 

2部 座談会の様子

 
 

2部 座談会の様子

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