平成29年2月28日
四国総合通信局
IoTサービス創出支援事業(平成28年度第2次補正予算)に係る委託先候補(四国管内分)の決定
総務省では、IoTサービス創出支援事業(平成28年度第2次補正予算)に係る提案の公募を行い、外部有識者による評価を踏まえ、委託先候補を決定いたしました。
四国総合通信局(局長:佐藤 裁也(さとう たつや))管内では、徳島県美波町、株式会社ミサワホーム総合研究所及び国立大学法人愛媛大学の提案事業が委託先候補として決定されました。
本事業は、情報通信審議会の「IoT/ビッグデータ時代に向けた新たな情報通信政策の在り方について 第二次中間答申」(平成28年7月7日)において提言された、データ利活用を促進するモデルを構築するとともに、必要なルールの明確化等を行うことを目的とした事業です。
具体的には、地方公共団体、大学、ユーザー企業等から成る地域の主体が、生活に身近な分野におけるIoTサービスの実証事業に取り組み、克服すべき課題を特定し、その解決に資するリファレンス(参照)モデルを構築するとともに、データ利活用の促進等に必要なルールの明確化等を行うものです。
平成28年10月28日(金)から同年12月9日(金)まで公募をおこなったところ、114件の提案があり、「IoTサービス創出支援事業の評価に関する会合」における評価を踏まえ、17件を委託先候補として決定しました。
なお、四国管内を実施地域とする各委託先候補の提案概要は下表のとおりです。
代表提案者 | 事業名 | 実施地域 |
---|---|---|
徳島県美波町 | “止まらない通信網”を活用した命をつなぐ減災推進事業 | 徳島県海部郡美波町日和佐地区 |
株式会社ミサワホーム総合研究所 | 地震情報・被災度情報によるビッグデータを活用した防災ネットワークシステムのモデル事業 | 徳島県内(40カ所) |
国立大学法人愛媛大学 | 海洋物理モデルと海況4Dビッグデータを活用した水産業支援 “IoT海況予測サービス”の創出 |
愛媛県西宇和郡伊方町、愛媛県八幡浜市、愛媛県西予市、愛媛県宇和島市、愛媛県南宇和郡愛南町 |
連絡先
四国総合通信局 情報通信部 情報通信振興課
担当:砂川課長、白井課長補佐
電話:089-936-5061