平成23年7月20日
四国総合通信局
700メガヘルツ帯、900メガヘルツ帯の周波数の再編について
≪ワイヤレスブロードバンドの実現のために≫
総務省は、平成22年度に開催された「ワイヤレスブロードバンド実現のための周波数検討ワーキンググループ」の取りまとめや、平成22年度の電波の利用状況調査結果を踏まえ、700メガヘルツ帯及び900メガヘルツ帯の周波数について移動体通信向けの周波数を確保するための再編をおこなうこととしています。
四国総合通信局(局長:関 啓一郎(せき けいいちろう))では、今後、周波数の移行が必要となる既存システムの免許人へのお知らせ、相談対応をおこなうなど、周波数再編を円滑に進めるための取り組みをおこないます。
1 周波数再編の概要
(1) 周波数再編の目的
携帯電話やスマートフォンをはじめとする移動体通信システムは、今後ますますトラフィックが増大するとともに、高速・大容量の通信をおこなうこととなり、新たな周波数の確保が課題となっています。
新たな周波数として、特に、700メガヘルツから900メガヘルツ帯の周波数帯が移動体通信に適した周波数帯であることから、アナログテレビジョン放送の跡地利用とともに、この周波数帯を使用している既存の無線局の周波数の移行などによる再編をおこない、移動体通信に使用できる周波数を拡大することとしています。
(2) 既存無線局の周波数の移行
現在700メガヘルツ帯、900メガヘルツ帯の周波数を使用している無線局の一部は、使用している周波数の移行作業が必要となる予定です。周波数の移行が必要な無線局については、今後、法令の整備、移行先の確保などの環境整備の後、免許人へのお知らせ、相談対応などに取り組む予定です。
(3) 周波数再編の目標時期
900メガヘルツ帯の周波数の使用を2012年(平成24年)、700メガヘルツ帯の周波数の使用を2015年(平成27年)までに開始することを目標としています。
2 周波数再編のイメージ
別紙のとおり
3 参考資料
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(連絡先)
四国総合通信局 無線通信部 陸上課
担当:尾埜課長
電話:089−936−5066
ファックス:089−936−5008
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