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平成23年 報道資料

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(別紙)

報告書概要

1  事故の状況

(1) 日時:平成23年9月6日(火曜日)

  午前8時31分から午前10時55分(2時間24分)の間

(2) 場所:高知さんさんテレビ株式会社の演奏所(注意1)

  (注意1)放送番組を制作・編集し、その番組を送信所または他の放送局へ送出する所

(3) 事故の影響:高知県内の全カバーエリア290,431世帯

(4) 苦情・問合せ:当日、約1,700件

2  事故の原因

(1) 無停電電源装置の故障

 演奏所電源設備の無停電電源装置の「メイン制御基板」にあるCPUが故障した。
 (無停電電源装置のメーカーが調査した結果、制御基板上のCPU内蔵メモリの一部の領域に偶発故障が発生したことにより内蔵メモリのデータが変化し、切替装置が誤動作したことが原因であった。)

(2) SI(番組情報)生成装置の故障

 放送送出設備のひとつであるSI生成装置のHDDが破損した。
 (故障原因としては、突然の電源断による破損の可能性が強い。)

(3) MUX(マルチプレクサ―:多重化)装置の不具合

 MUXと12セグ用ENC(符号化)装置間の信号接続が正常にできなかった。
 (事故当日の夜間に再立上げを実施したところ正常に動作した。一時的な不具合と考えられる。)

3  再発防止策

(1) 設備面の具体的な対策
ア    無停電電源装置の不適合要因とみられる基盤等はすぐに新品へ交換するとともに安全性・信頼性を更に向上させるため、新たに無停電電源装置2式(並列冗長構成)を10月16日に設置した。
 これにより、電源トラブルによる放送中断の危険性を低下させた。
イ    放送設備が運用できなくなる場合を想定し、視聴者への周知並びに放送の再開を迅速にできるように可搬型の簡易MUX装置(注意2)を発注した(12月納品予定)。
(注意2)送信所の設備へ設置することで必要最低限のデジタル放送をおこなう装置
(2) 運用面の具体的な対策

ア  操作マニュアル等の見直し

 ・時間を要した、放送送出設備の起動手順について独自のわかりやすいマニュアルを作成した。

イ  社内体制の見直し

 ・連絡を迅速に行うため、昼間用と夜間用の対応マニュアルを作成した。

ウ  社内研修・訓練の実施

 ・ア、イ及び12月納品予定の可搬型の簡易MUX装置の操作方法の研修・訓練を実施する。

エ  情報を共有化

 ・今回の事故について検証を行い、事例を民放連及び全国の放送事業者に情報提供した。

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