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報道資料

平成24年2月9日
四国総合通信局

四国情報通信懇談会ICT研究交流フォーラム
第4回技術セミナーを開催
≪JGN-Xのアクセスポイント開設記念イベント≫

 総務省四国総合通信局(局長:関 啓一郎(せき けいいちろう))は、四国情報通信懇談会ICT研究交流フォーラム(代表幹事:福本 昌弘(ふくもと まさひろ)高知工科大学教授)らと共催で、香川県高松市において「四国情報通信懇談会ICT研究交流フォーラム第4回技術セミナー」を下記のとおり開催します。

1 開催趣旨

 新世代通信網テストベッドJGN-Xは、平成23年4月から運用を開始していますが、今般、四国管内においても香川大学アクセスポイントと高知アクセスポイントが開設され、平成24年1月17日から利用可能となりました。
 このため、四国総合通信局と四国情報通信懇談会ICT研究交流フォーラムでは、JGN-Xのアクセスポイント開設記念イベントとして、香川大学、岩手医科大学及び岩手県立大学の協力のもと、高松会場(e-とぴあ・かがわ BBスクエア)と盛岡会場(岩手県立大学アイーナキャンパス)等をJGN-X回線で結び、ICT研究交流フォーラムの第4回技術セミナーを開催します。

2 開催日時

 平成24年3月2日(金曜日)10時から18時まで

3 開催場所

 e-とぴあ・かがわ BBスクエア(香川県高松市サンポート2-1)

4 講演内容

 午前の部は「遠隔医療」に関する講演を、午後の部は「防災」に関する講演と両テーマに関するパネルディスカッションを開催。

【午前の部】10時から12時

<講演1>(高松会場)

演題:「JGN-Xにより岩手県と香川県が超高速ネットワークで接続されたが、このネットワーク基盤を活用して、今後の両地域の医療IT・遠隔医療の連携をいかに発展させるか」
講師:香川大学 瀬戸内圏研究センター 特任教授 原 量宏 氏

<講演2>(高松会場)

演題:「これまで香川県で開発してきた医療IT技術、特にK-MIXの基本的機能、電子処方せん・電子お薬手帳、糖尿病地域連携パス等の事例紹介」
講師:徳島文理大学香川薬学部 教授 飯原 なおみ 氏
香川大学医学部先端医療・臨床検査医学 教授 村尾 孝児 氏

<講演3>(札幌医科大学からのJGN−X接続による遠隔講演)

演題:「医学領域における3D高精細動画伝送システムの開発とその応用」
講師:札幌医科大学第一解剖学講座 教授 辰巳 治之 氏

【午後の部】13時から18時

<講演1>(盛岡会場からのJGN−X接続による遠隔講演)

内容:「東日本大震災における宮城県内のICTを活用した情報支援活動の実態と課題-災害ボランティアセンター支援から仮設住宅支援へ-」
講師:大妻女子大学人間関係学部 教授 干川 剛史 氏

<講演2>(盛岡会場からのJGN−X接続による遠隔講演)

演題:「東日本大震災における岩手県内のICTの現状と今後の課題」
講師:岩手県立大学ソフトウェア情報学部 教授 柴田 義孝 氏

<パネルディスカッション>

テーマ:「被災地の復興、東海・東南海・南海地震想定域の取り組みとICTを活用した地域支援、地域間連携、(遠隔)医療への期待、展望」

(盛岡会場からのJGN-X接続による遠隔参加)
 コーディネーター:岩手県立大ソフトウェア情報学部 教授 柴田 義孝 氏
 パネラー:独立行政法人情報通信研究機構
        テストベッド研究開発推進センターセンター長 下條 真司 氏
        大妻女子大学人間関係学部 教授 干川 剛史 氏
        静岡県立大学経営情報学部経営情報学科 准教授 湯瀬 裕昭 氏
        特定非営利活動法人ゴーフォワードジャパン 理事長 大橋 裕司 氏


(高松会場)
 コーディネーター:高知工科大学 教授 福本 昌弘 氏
 パネラー:香川大学危機管理研究センター 教授 白木 渡 氏
        高知県医療政策部医療政策・医師確保課
        高知医療センター地域医療科 科長 澤田 努 氏

<講演3>(岩手県立大船渡病院からのインターネット接続による遠隔講演)

演題:「岩手県での医療ITの事例「この度の震災で威力を発揮した、周産期電子カルテネットワーク・電子母子手帳いーはとーぶ」
講師:岩手県立大船渡病院 副院長 小笠原 敏浩 氏

<特別講演>(JGN−X接続による遠隔対談)

講師:岩手医科大学 学長 小川 彰 氏(盛岡会場)
香川大学 学長 長尾 省吾 氏(高松会場)

<総括>(高松会場)

香川大学 瀬戸内圏研究センター 特任教授 原 量宏 氏
 

5 対象者

 四国情報通信懇談会会員及び一般

6 募集定員

 定員100名

7 参加費

 無料

8 主催等

(1)主催
総務省四国総合通信局
四国情報通信懇談会ICT研究交流フォーラム
香川大学
岩手県立大学
(2)協賛
独立行政法人情報通信研究機構(NICT)
URCF立体映像伝送作業班(FAシステムエンジニアリング株式会社、株式会社NHKメディアテクノロジー、株式会社東芝、NICT)
(3)後援
経済産業省四国経済産業局
香川県医師会
ヘルスケア・イノベーション・フォーラム(HCIF)
チーム香川
岩手医科大学
(4)その他
この事業は一般社団法人国立大学協会「震災復興・日本再生支援事業」の支援を受けています。
 

9 お申込み方法

 平成24年2月27日(月曜日)までに、電子メール、ファックス又は電話で「氏名」、「所属」、「連絡先」(電子メールアドレス又は電話番号)及び「参加形式」(「午前の部のみ参加」、「午後の部のみ参加」「午前、午後ともに参加」の別)について、下記連絡先までお申込みいただくか、四国情報通信懇談会の専用ホームページ(http://shikoku-ict.jp/?p=2583別ウィンドウで開きます)の申込みフォームからお申込みください。
 定員に満たない場合は、当日参加も可能です。また、お申込みに対して、定員を超えるなど参加いただくことが困難な場合を除き、こちらから御連絡を差し上げませんので、あらかじめ御了承ください。

10 個人情報の取扱い

 御連絡いただいた個人情報は、本セミナーを実施する目的以外には使用いたしません。

 

【参考1】四国情報通信懇談会ICT研究交流フォーラムとは
 四国情報通信懇談会は、ICT研究者・技術者の立場から四国地域の発展に資することを目的とした部会として、ICT研究交流フォーラムを設立しました。
 四国のICT研究交流を推進し、技術的な視点から地域ICT利活用の促進に取り組むとともに、地域特性に即したICT技術開発へのフィードバックを図ります。

【参考2】JGN−Xとは
 NICTは、平成23年度から第三期中期計画に基づく取組みに移行し、「新世代ネットワーク技術の確立」を目指しています。平成23年3月にJGN2plusを終了し、平成23年4月からは、NICTのネットワーク研究の柱となる新世代ネットワーク技術の実現とその展開のための新たなテストベッド環境として、新世代通信網テストベッド『JGN−X』(JGN eXtreme)を構築、運用を開始し、レベルアップした環境を生かした研究開発に注力しています。


連絡先
四国総合通信局 情報通信部 電気通信事業課
担当:三木課長、三好課長補佐
電話:089-936-5041
ファックス:089-936-5014
電子メール:shikoku-seisaku_atmark_soumu.go.jp
(注意)送信の際は「_atmark_」を「@」に変更してください。

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