報道資料

平成27年11月5日

四国総合通信局

四国地方非常通信訓練を愛媛県で実施

　四国地方非常通信協議会（会長：四国総合通信局長　佐藤　裁也（さとう　たつや））は、非常災害時における通信の円滑な運用を図ることを目的に四国地方独自の「四国地方非常通信訓練」を愛媛県で実施します。

　愛媛県を中心に非常に強い揺れを感じる地震が発生し、宇和島市では震度6弱を観測し、県内の電気通信事業者回線に著しいふくそうが発生し、情報収集に支障を来しているとの被害想定のもと以下のとおり実施します。

　平成27年11月12日（木） 9時30分から12時30分まで

　愛媛県総合運動公園北部丘陵地駐車場（愛媛県松山市上野町）

　衛星車載局や中短波漁業用海岸局等による臨時回線を設定して、現地災害対策本部及び関係機関相互の非常通信を行います。また、隣接の中国総合通信局及び九州総合通信局も参加して移動電源車の緊急搬送など広域連携訓練を実施するほか、以下の訓練を初めて実施します。

(1)防災相互通信用周波数を使用した情報伝達訓練
（防災関係機関連絡用無線158.35MHzを使用した広域連携における情報伝達訓練）

(2)公共ブロードバンド移動通信システムによる映像伝送訓練
（重信川河川の映像等を現地災害対策本部へ無線伝送する映像伝送訓練）

(3)ドローンによる映像伝送訓練
（ドローンを用いて撮影した訓練会場上空映像を現地災害対策本部へ無線伝送する映像伝送訓練）

(4)臨時災害放送局用機器によるデモ放送
（訓練会場内でのデモ放送）

訓練の詳細は別紙のとおり