報道資料
平成28年3月22日
四国総合通信局
徳島県のデジタル方式による移動通信系防災行政無線を免許
四国総合通信局(局長:佐藤 裁也(さとう たつや))は、徳島県(飯泉 嘉門(いいずみ かもん)知事)から申請のあったデジタル方式による移動通信系防災行政無線について本日免許を付与しました。
徳島県は、災害時における県と市町村及び防災関係機関等との連絡体制を確保するため、昭和54年にアナログ方式の移動通信系防災行政無線を開局し運用していましたが、通信の高度化・秘匿性の向上を図るため、平成23年度にデジタル方式導入の整備方針を策定。
南海トラフ巨大地震対応もあり、順次デジタルへの移行を推進していましたが、平成27年度の本免許により全ての移動通信系のデジタル化が完了します。徳島県では、県下市町村のほか、日赤、自衛隊、病院、保健所などにも移動局端末を配備することとしています。
これにより県庁やその出先機関の基地局と移動局間及び移動局相互間の通信において、従来は、送受切り替えによる片方向通信であったものが、通常の電話と同じ様に相互通信で行えるようになりました。また、FAX等のデータ通信を行うことも可能となりました。
ページトップへ戻る