報道資料

近年、顔の見えないSNSを悪用し若者たちを狙う犯罪、グループ外しによるいじめなど、青少年を取り巻くインターネットトラブルが増加し続けています。

四国総合通信局（局長：吉武　久（よしたけ　ひさし)）、高知県警察本部（本部長：小柳　誠二（こやなぎ　せいじ））及び高知県青少年安心・安全ネット利用促進連絡会※は、深刻化するこうした問題の現状と対策について理解を深めていただくため、3月12日(月)にJR高知駅において高校生ボランティアらと早朝街頭宣伝を実施します。

通勤・通学客に対し、インターネットのトラブル実例やトラブルを避ける対策と相談窓口を記載したパンフレットを配布し、ネットの危険から身を守るフィルタリングの活用や家庭でのルール作りについて呼びかけます。

総務省は、例年2月から5月にかけて、｢春のあんしんネット・新学期一斉行動｣としてフィルタリングの利用推進や青少年・保護者等のリテラシーの向上に向けた取組を集中的に行っていましたが、神奈川県座間市で起きた痛ましい事件を踏まえ、今シーズンは、開始時期を12月に前倒して｢あんしんネット 冬休み・新学期一斉緊急行動｣として取り組んでいます。

四国総合通信局では、各県の青少年安心・安全ネット利用促進連絡会参加団体の協力を得ながら、講演会・セミナーの開催や大学での公開講座・研修への職員の派遣などを通じて、青少年の皆さんが安心・安全にインターネットを利用できる環境の醸成に努めています。