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報道資料

令和元年10月17日
四国総合通信局

災害時における放送による情報伝達手段の確保を支援
≪愛媛県総合防災訓練において地上デジタル放送用可搬型送信設備等の運用訓練を実施≫

四国総合通信局(局長 川村 一郎(かわむら いちろう))は、愛媛県北宇和郡鬼北町で開催される愛媛県総合防災訓練において、自治体やケーブルテレビ事業者との連携により、災害時の情報伝達手段として活用可能な「地上デジタル放送用可搬型送信設備」及び「臨時災害放送局(FMラジオ)用送信設備」の運用訓練を実施します。
地上デジタル放送用可搬型送信設備の運用訓練の実施は四国管内では初めてとなります。

1 実施日時

令和元年10月19日(土)9時30分から12時まで(予定)

2 訓練場所

鬼北総合公園(愛媛県北宇和郡鬼北町大字永野市)

3 訓練内容

(1)地上デジタル放送用可搬型送信設備(注1)の展示・運用訓練
訓練会場内において、地上デジタル放送用可搬型送信設備の設置手順の確認を行うとともに、実際に電波を発射し、会場内においてテレビ受信機やワンセグ受信機を用いて受信確認を行います。
【送信チャンネル:45ch(予定)】
 
(注1) 災害の発生により地上デジタルテレビ放送が継続できない場合等に放送を中継等するための送信機、アンテナ等の放送設備を総務省として一式保有しており、災害時等に貸し出します。

(2)臨時災害放送局(FMラジオ)(注2)の運用訓練
鬼北町が、四国総合通信局から臨時災害放送局用放送設備を借り受け、宇和島ケーブルテレビ株式会社(コミュニティ放送局「FMがいや」を運営)の協力を得て臨時災害放送局を開設する、という想定で運用訓練を実施します。
機器の設置手順の確認を行うとともに、実際に電波を発射し、訓練会場内に設置したラジオにより受信確認を行います。
【送信周波数:89.4MHz(予定)】
 
(注2) 災害時に地方公共団体等が被災者への情報伝達のために開設することができるFMラジオ局です。全国11の総合通信局等に送信機、アンテナ等の放送設備一式がそれぞれ配備されており、災害時等に貸し出します。
 
なお、これらの放送設備は台風19号の被災地自治体等に貸し出す可能性があり、その場合は内容が変更となります。
 
【関連報道資料】
災害対応のための「地上テレビジョン放送用可搬型送信設備」の貸出(平成31年4月1日)

連絡先
四国総合通信局 情報通信部 放送課
担当:石丸課長、玉井課長補佐
電話:089−936−5037

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