INFO・NET信越　Vol.164 （平成27年4月27日発行）

地域オープンデータ推進会議（第3回会議）を開催

【実施日】　 　平成27年4月24日（金）　15時〜17時
【実施場所】　 長野第1合同庁舎（4階共用会議室）

　信越総合通信局では、地域においてオープンデータの流通及び活用を推進するため、産官学民の関係者で構成された地域オープンデータ推進会議の第3回会議を開催しました。
今回から新たに2自治体、2団体及び1名が参加され、計34名の出席のもと、主査の信州大学不破教授により議事が進められました。
　最初に、電子行政オープンデータ実務者会議自治体普及作業部会構成員である須坂市政策推進課の若林主任主事から、地方公共団体がオープンデータを推進していくうえで参考になる「地方公共団体オープンデータ推進ガイドライン」について、報告がありました。
　続いて、2月21日に行われたインターナショナル・オープンデータ・デイ2015での、各会場における取組について、長野会場（（株）日本システム技研の中澤セクションディレクター）、須坂会場（名古屋大学大学院遠藤准教授）、上田会場（長野大学前川教授）及び新潟会場（事務局報告）から、「オープンデータを難しく考えず、やってみて便利なものを公開していく」「地域の課題解決という切り口から入り、活発な意見が出された」等の意見を交えて報告がありました。
　また、平成26年度下期の活動状況として、駒ヶ根市、須坂市などからオープンデータ公開へ向けての庁内の取組や自治体自らがオープンデータ利用アプリを公開した等の活動状況の報告がありました。
　さらに、27年度上期における取組として、須坂市、千曲市及び塩尻市などから、「全庁的な取組とするためオープンデータに関する勉強会の実施」「市民を交えてのアイデアソンの開催」「オープンデータアプリの公開」などの計画を発表していただきました。
　信越総合通信局からも「地域オープンデータ利活用促進セミナー（仮称）」」開催の計画を報告しました。
推進会議では、引き続きオープンデータ推進のための取組拡大に努めていくこととしています。