報道資料
平成29年11月27日
信越総合通信局
信越地域の病院における電波利用状況のアンケートを実施
〜医用テレメータを導入している病院の約57%がトラブルを経験〜
信越地域の医療機関における電波利用推進協議会(会長:小池 健一 JA長野厚生連 南長野医療センター 篠ノ井総合病院 統括院長、事務局:信越総合通信局)は、信越地域の病院における電波利用の状況及び電波環境に関する調査を行い、その結果を以下のとおり取りまとめましたので公表します。
1 調査目的
病院等の医療機関における電波利用の状況や電波環境の管理ルール及び管理体制の実態を把握し、医療機関における適正な電波環境整備を推進する活動に反映するために実施したものです。
2 調査結果
新潟県及び長野県が公表している「病院名簿」に掲載されている病院のうち、164病院(新潟県88病院、長野県76病院)から回答がありました。
主な結果は次のとおりです。
- 医用テレメータを導入している病院の約57%が何らかのトラブルを経験
- 無線LANは77%以上の病院が導入
- 携帯電話は75%以上の病院で使用制限あり
- 病院内の電波環境管理体制整備に課題なしは、わずか16.5%
3 今後の取り組み
協議会では、医療機関における電波利用の優良事例及び不具合事例の収集並びに実際の病院内の電波環境測定を実施して、関係機関等で情報の共有化を図ることとします。
また、平成30年3月に病院関係者等を対象とした「医療分野における電波の安全性に関する説明会」を新潟市及び長野市で開催します。
(別添)
・資料1
調査用紙
・資料2-1
信越地域集計結果
・資料2-2
新潟県分集計結果
・資料2-3
長野県分集計結果
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