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報道資料

平成30年3月27日
信越総合通信局

調査検討結果を公表
〜VHF帯放送番組中継回線の利用促進のための調査検討会〜

 信越総合通信局(局長 清水 智之)は、「VHF帯放送番組中継回線の利用促進のための周波数有効利用技術に関する調査検討会(座長 佐々木 重信 新潟大学 教授)」を平成29年10月31日に設置し、同調査検討会において技術試験及び実証実験を行った上で検討を行ってきました。
 この度、同調査検討会において調査検討結果が取りまとめられたので公表します。
 なお、本調査検討の成果は、3月29日(木)の午後、新潟県新潟市において開催する「地域ICT先端技術セミナー」(別添)において発表されます。

1 調査検討の目的
 ラジオ放送の番組中継は、一般的に電気通信事業者の有線回線を使用するほか、有線回線の利用が困難な地域や予備回線として、VHF帯(60MHz帯及び160MHz帯)等の番組中継回線が構築されています。
 本調査検討会では、番組中継回線で使用するVHF帯を効率的に利用できるよう、この周波数帯を使用している防災行政無線等の他のシステムとの混信保護基準等を明確化するため、実証実験等を行った上で技術基準及び共用条件の案の策定に資することを目的として検討を行ったものです。

2 調査検討報告書
 ・VHF帯放送番組中継回線の利用促進のための調査検討 報告書(概要版PDF(6.0MB))
 ・VHF帯放送番組中継回線の利用促進のための調査検討 報告書(全編版)(本編PDF(12.5MB)、資料編PDF(8.8MB))

3 今後の取組について
 本調査検討の成果を踏まえ、VHF帯放送番組中継回線の利用促進に向け、電波法関係審査基準の見直し等を行う予定です。

【別添】 「地域ICT先端技術セミナー」リーフレット」PDF
【参考】関連報道発表資料
「VHF帯放送番組中継回線の利用促進のための調査検討を開始〜ラジオ用放送番組中継回線の需要増加に対応〜」 (平成29年10月23日付け)
「新潟市で地域ICT先端技術セミナーを開催〜電波有効利用と地域ICT振興に係る研究開発の成果発表〜」 (平成30年2月5日付け)


連絡先
無線通信部企画調整課
電話 026-234-9940

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