総務省トップ > 組織案内 > 地方支分部局 > 信越総合通信局 > 報道資料 2019年 > 上越教育大学学校教育学部の学生に対する情報モラル教育を初めて実施

報道資料

平成31年4月12日
信越総合通信局

上越教育大学学校教育学部の学生に対する情報モラル教育を初めて実施

 信越総合通信局(局長 川村 一郎)は、国立大学法人上越教育大学(学長 川崎 直哉)、安心ネットづくり促進協議会(会長 新美 育文 明治大学法学部教授)、信越情報通信懇談会(会長 不破 泰 信州大学総合情報センター長・教授)との協力により、将来の教職員候補である上越教育大学学校教育学部の学生に対して、情報モラル教育(ICTメディアリテラシーの育成)に資するための講義を実施します。
 なお、教育系の学生に対して、情報モラル教育(ICTメディアリテラシーの育成)の実践者が直接講義を行う取組は全国的に見ても珍しいものとなり、上越教育大学での実施は、今回が初めてとなります。
1 目的
 インターネットへの接続手段として、スマートフォンを含む携帯電話は日常生活やビジネスに欠かせない大変便利なコミュニケーションツールです。しかし、その恩恵は多い反面、スマホ依存、ネットいじめ、ネット詐欺、性被害などのトラブルも多発しています。また、子どもたちが容易に携帯電話やインターネットに触れる環境が整ってきていることから、子どもたちはもとより、保護者、教職員をはじめ、子どもたちを保護・教育・指導する立場にある全ての方々に対してもインターネットの安心・安全利用に関する啓発の重要性が指摘されています。
 本件は、将来、教育関係の職場に従事する可能性が高い教育学部在籍学生向けに、外部講師によるリスクコントロール(クライシス)マネジメントに関するプログラムを提供することで、今後の情報モラル教育(ICTメディアリテラシー)の推進者育成の一助となることを目的としています。

2 実施日時
 平成31年4月22日(月) 16時10分から17時50分まで

3 実施場所
 上越教育大学(上越市山屋敷町1)

4 講義の内容
 上越教育大学学生向けの講義である「教育情報科学概論」(担当:井上 久祥 教授、大森 康正 教授、石川 真 准教授、高野 浩志 准教授)において、安心ネットづくり促進協議会の会員企業に所属する社員が講師となり、全国の学校等を巡回している講師自身の知識や経験を活かしながら、児童・生徒に対する情報モラル教育(ICTメディアリテラシーの育成)実施のための実践的な指導法や「考え方」をゲストティーチャーとして教授するものです。
 ※ 上越教育大学「教育情報科学概論」は、1年生の履修者(160名程度)全員が受講するもの。

5 講師派遣協力企業(五十音順)
 グリー株式会社
 LINE株式会社

6 その他
 本講義は、一般の方の聴講等はできません。

【参考】一般社団法人安心ネットづくり促進協議会について
 利用者、産業界、教育関係者、有識者などが一丸となって、インターネットの利用環境を整え、青少年のより良いネット利用を推進する組織として、2009年2月に設立された非営利団体。全国各地で安心・安全なインターネット利用についての啓発活動や最新のインターネットの利用状況を踏まえた課題に対する調査研究活動を行っている。文部科学省の「子供のための情報モラル育成プロジェクト」への協力等、関係諸団体とのキャンペーン活動にも積極的に関与している。
 

連絡先
情報通信部電気通信事業課
電話 026-234-9936

ページトップへ戻る