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報道資料

令和元年7月23日
信越総合通信局

公共ブロードバンド移動通信システムを上空で利用するための調査検討を開始
〜上空からの災害現場等の映像で効果的な救急・救命活動を後押し〜

 信越総合通信局(局長 坂中 靖志)は、「中山間地域における公共BB※の有効利用を図るための上空利用に関する調査検討会」を設置することとし、次のとおり第1回調査検討会を開催します。
※公共BB:200MHz帯広帯域移動通信システム(公共ブロードバンド移動通信システム)

 公共用途で長距離映像伝送が可能な公共BBは、陸上又は海上における災害対策や人命救助等用として現場の映像やデータ伝送が可能な移動通信システムです。
 信越地域に代表される中山間地域や豪雪地域においては、上空からの映像伝送が現場把握に効果的であると考えられていますが、現状、公共BBは、上空で利用できていない状況です。
 本調査検討会では、公共BBを上空で利用した場合の課題解決のための検討を実施していき、上空で利用するために必要な技術基準案の策定に資することしています。
 第1回調査検討会の概要は次のとおりとなります。

1 第1回調査検討会について
(1)開催日時
  令和元年7月25日(木)15時から(約2時間程度)
(2)開催場所
  JA長野県ビル 13階 特別会議室II
  (長野県長野市大字南長野北石堂町1177番地3)
(3)議 題
 ア 調査検討会の開催趣旨について
 イ 公共BBの概要について
 ウ 調査検討会での検討内容等について
 エ その他
(4)構成員
 学識経験者、防災関係機関、無線機器製造事業者等

2 今後のスケジュールについて
 令和元年8月から9月にかけて屋内における実証実験、同年10月から12月にかけて、屋外での実証実験を行い、このうち公開実験を10月に行う予定です。
 また、同年9月に第2回会合を、令和2年3月に第3回会合を開催し、調査検討結果を取りまとめる予定です。

【参考資料】
別紙1:調査検討会開催趣旨PDF
別紙2:調査検討の概要PDF

連絡先
無線通信部 電波利用企画課
電話 026-234-9940

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