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INFO・NET信越 Vol.172 (平成27年7月27日発行)

News1:「親子ラジオ工作教室」を諏訪市において開催
−災害時に役立つラジオの工作と番組生出演−

【実 施 日】 平成27年7月19日(日) 9時30分〜13時00分
【実施場所】 エルシーブイ株式会社(長野県諏訪市)
【実施概要】
 信越総合通信局は、信越情報通信懇談会、長野県電波適正利用推進員協議会及びエルシーブイ株式会社とともに「親子ラジオ工作教室」を開催し、親子9組計18名が参加しました。
 このイベントは、信越総合通信局が自治体や放送事業者などとともに平成25年度から推進している「防災・減災のための放送・ネット利用行動計画」の一環で企画・開催しました。本行動計画は、被災した方々などへの情報伝達手段の一つとして臨時災害放送局を直ちに開局するための体制づくりを柱としていますが、一方で、情報を受ける側である住民の皆さんが災害時におけるラジオの重要性に対する認識を高めていただこうという主旨で、平成25年から実施しているものです。
 冒頭、長野県電波適正利用推進員から、電波の仕組みや正しい使い方などについて説明を受けました。続いてラジオ工作では、初めて持つ半田ごてに戸惑いながら、細かな部品の取り付けに、子供たちだけでなく保護者方も苦戦していましたが、全員、無事組み立てが完了しました。恐る恐るスイッチを入れると、全員ラジオ放送を受信することができ、大変うれしそうでした。
 この後、完成したラジオを持って、エルシーブイFMの放送設備やスタジオを見学した後、子供たちがスタジオに入り、生番組に出演しました。小学校の放送委員会での経験とは違ったようで、緊張しながらも、アナウンサーのやさしい問いかけに、みんな元気に答えていました。次に保護者もスタジオに入り、生番組に出演すると、子供たちは手にしたラジオから流れる緊張した親たちの声を楽しそうに聞いていました。
 参加者からは、ラジオ工作について「半田ごてで細かい部品を上手く付けられて、ほめられて嬉しかった」「自分のラジオを作って、完成して音が聞こえて、とてもうれしかった」などの子供の声や、「親子での工作ができ、とても良い機会になりました」「中学生の頃の放送委員会を思い出して懐かしく楽しかったです」という保護者の意見、また生出演に関しては、「話す時に緊張したけど、楽しかった」「ラジオでお父さんの声を聞けてよかった」など、子供ならではの素直な感想も聞かれました。
 今年で3年目となる取り組みですが、ラジオや電波の仕組み、災害時でのラジオの大切さを親子で一緒に考えていただく、良い機会となりました。

親子ラジオ工作教室の様子

半田付けに夢中の親子

番組出演の準備をする子供たち

連絡先

企画調整課
電話 026−234−9940

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