【報道資料】

東北総合通信局（局長：井澤　一朗）は、平成２０年９月末現在の東北におけるブロードバンドサービスの契約数について取りまとめましたので、お知らせします。

○　管内のブロードバンドサービス契約数は１５６万契約

平成２０年９月末現在の東北管内におけるブロードバンドサービス契約数は、１，５６２，３６７契約、世帯普及率４４．５％となりました。この契約数は、全国の契約数２９，７５５，９５３契約の５．３％にあたります。 　全国的には平成１９年９月から１年間のブロードバンド契約数の増加は、これまでの右肩上がりがやや鈍化しており、その前の１年間の伸び率が１０．９％（約２７２万契約）であるのに対し、７．２％（約２００万契約）となっています。これに対して、東北管内ではそれぞれ１２．４％（約１６万契約）、８．２％（約１２万契約）であり、傾向としては同じものの、全国よりも高い伸び率となっています。なお、東北管内のいずれの県の伸び率も、全国を上回っています（７．３％以上）。 　一方、世帯普及率を比較すると、全国的には平成１８年９月に４９．０％、平成１９年９月に５３．７％、本年９月には５６．９％となっていますが、管内ではそれぞれ３７．１％、４１．４％、４４．５％と全国に比べて低い値であり、今後のさらなる普及が期待されます。 　サービス別では、全国的にＦＴＴＨの契約数及び世帯普及率が増加傾向にあるのに対し、ＤＳＬは減少傾向にあります。全国のＦＴＴＨの契約数が１，３７６万件と前年同期から３２５万件増加し、増加率は３０．９％となっています。また、ＤＳＬの契約数は１，２００万件と前年同期から１５２万件減少し、減少率は１１．２％となっています。管内ではＤＳＬの契約数（約８２万契約）がＦＴＴＨの契約数（６５万契約）より多いものの、ＦＴＴＨの増加率はＤＳＬの減少率を上回っています。