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受信障害対策中継放送を行う放送局に免許
−山形県内初のギャップフィラー開局による地デジ難視聴の解消−
平成22年11月18日
 東北総合通信局(局長:井澤 一朗)は、山形県南陽市の吉野テレビ組合(組合長:加藤 茂)から申請のあった受信障害対策中継放送を行う放送局について、本日付けで免許しました。
 地上デジタル放送のギャップフィラーの免許は、山形県内では初めてであり、東北管内では6例目となります。
 この放送局は、地上デジタル放送の難視聴解消を目的に整備されるもので、無線共聴方式である「ギャップフィラー」を開局することで、地上デジタル放送の視聴が可能となります。
 免許の概要及び放送エリアは別紙のとおりであり、平成22年12月上旬の運用開始を予定しています。
 同組合で使用する無線設備は、技術基準適合証明を受けたものであることから、簡易な免許手続によって予備免許及び落成検査を省略し無線局免許を付与したものです。
《参考》
  ■「受信障害対策中継放送を行う放送局」とは
    地理的条件等により放送の受信障害が発生している地域において、放送事業者以外の者が、当該受信の障害を解消する目的で開設される放送局で、平成2年の電波法改正で導入されました。
  ■「ギャップフィラー(“Gap Filler”)」とは
    「隙間を埋める」という意味であり、地上デジタル放送のカバーエリアの隙間となり、受信障害が発生している狭いエリア(およそ1〜2km四方)をカバーするために追加的に置局する極微小電力(50ミリワット以下)の中継局。
連絡先
放送部放送課
TEL 022-221-0696
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