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報道資料

平成25年9月19日
東北総合通信局

全国初「浮体式洋上ウィンドファーム」に無線局免許

− 福島県沖にAISの実験試験局を設置 −
 東北総合通信局(局長:奥 英之)は、丸紅株式会社から申請のあった実験試験局2局に対して、本日付けで免許を付与しました。
 本実験試験局(※1)は、「浮体式洋上ウィンドファーム実証研究事業」(※2)の実施に際して、福島県沖に建設する風力発電設備等にAIS(船舶自動識別装置)(※3)を設置し、付近を航行する船舶の安全対策として標示の効果や問題点について検証・評価するものです。
 AISを洋上風力発電設備等に設置し航路標識として利用するのは、全国初の試みです。

○実験試験局の概要
申請者 丸紅株式会社
電波の型式・周波数
及び空中線電力
16K0 F1D  160MHz帯の2波 12.5W
設置場所 福島県双葉郡楢葉町東方沖(別紙のとおり)
免許の日 平成25年9月19日
免許の有効期間 平成28年3月31日まで

※1 「実験試験局」とは、科学若しくは技術の発達のための実験、電波の利用の効率性に関する試験又は電波の利用の需要に関する調査を行うために開設する無線局です。

※2 「浮体式洋上ウィンドファーム実証研究事業」は、再生可能エネルギーの導入拡大を図ることを目的に、経済産業省が浮体式洋上風力発電のビジネスモデルを確立するため、丸紅株式会社をプロジェクトインテグレータとする11社からなるコンソーシアムに委託し、平成28年3月まで実証研究を行う事業です。

※3 「AIS(Automatic Identification System:船舶自動識別装置)」 とは、船舶航行の安全性向上を目的に、自船の船名・船舶位置などの航海情報をVHF帯で定期的に送信し、また他船から受信した情報を電子海図やレーダー画面上に表示するシステムです。

【別紙】 実験試験局の設置場所(PDF:101KB)PDF
【参考】 AISの画面イメージと浮体式洋上ウィンドファーム実証研究イメージ(PDF:245KB)PDF

連絡先
  東北総合通信局
  無線通信部航空海上課
  TEL 022-221-0651

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