報道資料

　総務省では、国家戦略特別区域である秋田県仙北市の区域において、電波を活用した実証試験や技術開発等を促進するために、特定実験試験局として使用可能な周波数を告示し、併せて本告示に基づいて提出された無線局申請に対し、無線局の免許を付与しました。
　本無線局の免許は、特定実験試験局制度（※）に関する特例事業として全国初の適用となり、仙北市が7月29日（金）から開催する「ドローンインパクトチャレンジ アジアカップ2016秋田県仙北市」において運用される予定です。

免許人の名称	FPV Robotics株式会社
無線局の種別	特定実験試験局
電波の型式、周波数及び空中線電力	9M00　F8W　5．6GHz帯10波　45mW
移動範囲	秋田県仙北市田沢湖生保内字下高野及び同市田沢湖卒田の区域
免許の有効期限	平成29年6月30日まで

（※）特定実験試験局制度
　電波を用いた実験等を実施するために必要となる無線局（実験試験局）について、総務大臣が公示する周波数・地域・期間・空中線電力の範囲で開設する等の一定の基準を満たした場合は、免許取得手続きを簡素化する制度です。また、国家戦略特別区域の区域計画に規定する特例事業に該当する場合は、申請から免許発給までの手続きが大幅に短縮されることとなります。

【参考】　国家戦略特区（首相官邸ホームページ）
　　　　     http://www.kantei.go.jp/jp/headline/kokkasenryaku_tokku2013.html

【別紙】　仙北市 国家戦略特別区域 区域計画（H28.2.5認定）　(PDF:138KB)