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「平成28年度多賀城市総合防災訓練」において災害対策用移動通信機器等の展示を実施

平成28年11月14日

 東北総合通信局は、平成28年度の重点施策として「安心・安全なくらしの確保」を掲げ、災害発生時に防災関係機関による情報伝達や住民への避難指示が確実に行われるよう、ネットワークの強靱化や防災行政無線等のデジタル化を促進しています。また、非常災害時に行っている臨時災害放送局などの「臨機の措置」による免許や災害対策用の移動通信機器・移動電源車の貸出しについて、各県や市町村などにご活用いただけるよう、広く周知活動を行うとともに、各県や市町村、公共防災関係機関が主催する各種の訓練や演習に参加し、最新のICTの活用方策等をご紹介しています。
 この取り組みの一環として、11月6日、宮城県多賀城市で開催された「平成28年度多賀城市総合防災訓練」に参加し、当局が保有する災害対策用移動通信機器・移動電源車の展示を行うとともに、NTTドコモ東北と連携して衛星携帯電話のデモンストレーションを行いました。

訓練会場の模様1
訓練会場の模様2

【訓練会場の模様】

 今般の多賀城市総合防災訓練は、東日本大震災と同規模の地震・津波が発生(地震発生と同時に、市内全域にわたって多くの被害が発生し、ライフラインが寸断され、一部の地域にがけ崩れ、河川氾濫による洪水さらに太平洋沿岸部に大津波警報が発表)との想定の下で、市役所、大規模災害時指定収容避難所等の市内各所を訓練会場として開催されたもので、当局の参加会場となった市立東豊中学校(大規模災害時指定収容避難所)には付近の地区住民約700名が参集されました。移動通信機器の展示・デモンストレーションを体験された方々からは、「携帯電話と簡易無線機の使い方の違いが分かって良かった」「各区長宅に簡易無線機などが配備してあると市役所とスムーズな連絡がとれて便利」「災害時に衛星携帯電話が使えるととても心強い」などの感想が述べられ、災害発生時における迅速・確実な情報伝達の必要性を再認識されていました。

災害対策用移動電源車の展示説明

【災害対策用移動電源車の展示説明】

衛星携帯電話のデモンストレーション

【衛星携帯電話のデモンストレーション】

 東北総合通信局では、非常災害時における情報通信確保のため、引き続き管内各地の防災に向けた取り組みに参加して参ります。

連絡先

  東北総合通信局
  総括調整官
   TEL 022-221-4333

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