「戦略的情報通信研究開発推進事業（SCOPE）」の平成29年度研究開発課題の公募説明会を開催

平成28年12月27日

　東北総合通信局（局長：岡野　直樹）は、12月21日（水）、宮城県仙台市において、大学、研究機関、企業等からのご参加を頂き、「戦略的情報通信研究開発推進事業（SCOPE）」の平成29年度研究開発課題の公募説明会を開催しました。

【総務省 情報通信国際戦略局による説明】

　はじめに、総務省情報通信国際戦略局技術政策課の河野技術調査専門官から、SCOPEの概要やこれまでの採択状況、3年目となる「異能（Inno）vationプログラム」の概要や、事業化への支援「I-C hallenge!」の採択事例など、総務省におけるICT分野のイノベーション創出に向けた取り組みについて説明を行いました。

　次に、当局SCOPE担当から、平成29年度の公募で新たに重点領域型研究開発（ICT重点研究開発分野推進型）の課題が設けられたこと、また各公募プログラム（若手ICT研究者等育成型研究開発[中小企業枠]、地域ICT振興型研究開発）の公募期間(平成29年1月6日（金）から同年2月6日（月）17時まで)等、公募の概要、評価の主なポイントなどについて説明を行いました。また、電波有効利用促進型研究開発 [先進的電波有効利用型、若手ワイヤレス研究者等育成型]、及び若手ICT研究者等育成型研究開発[若手ICT研究者枠]についても、別途公募を行う旨の説明がありました。

《説明資料一部抜粋》

　続いて、国立研究開発法人情報通信研究機構（NICT）総合テストベッド研究開発推進センターの渡部専門研究員、吉田事務局員から、同機構が運用する総合テストベッドの概要・研究開発事例が紹介され、同テストベッドが様々なケースで活用できること等が説明されました。

【国立研究開発法人情報通信研究機構
(NICT)による説明の模様】

　今般のSCOPE提案公募は、平成29年度予算成立後、速やかに研究開発を開始できるようにするため、昨年同様に公募時期を早めております。
　総務省としても、引き続き、情報通信に関する研究開発を推進して参ります。

【SCOPE関連Webサイト】
https://www.soumu.go.jp/soutsu/tohoku/hodo/h281216b1001.html
https://www.soumu.go.jp/soutsu/tohoku/hodo/h281222b1001.html
https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/joho_tsusin/scope/apply/apply.html