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「地中レーダー技術に関する調査検討会」最終会合を開催

平成29年3月17日

 東北総合通信局(局長:岡野 直樹)は、3月13日(月)、宮城県仙台市において、「地中レーダー技術に関する調査検討会」(座長:東北大学東北アジア研究センター 佐藤源之 教授)の最終会合を開催しました。

最終会合の様子

最終会合の様子

 本調査検討会は、東日本大震災の復興工事に伴う道路面損傷の効率的把握や公共インフラの老朽化等に伴うメンテナンス分野などで今後の利用拡大が期待される地中レーダー技術について、空間に放射する電波が微弱である事から無線局免許を不要とされている機器を含め、多様な製品の諸元や形状、使用方法等で類型化し、各モデル毎の電波強度等の電気的特性を調査・分析することにより、他の無線局との周波数共用技術条件及び適正な電波環境を担保するための必要な要件等について検討を行うことを目的に、昨年7月から3回の会合を重ねてきました。

佐藤座長より報告書の提出

佐藤座長より報告書の提出

 4回目となる最終会合では、他の無線局との周波数共用技術条件及び適正な電波環境を担保するために必要な要件などについてとりまとめた報告書案が承認され、佐藤座長から岡野東北総合通信局長へ報告書が提出されました。

 報告書を受けた岡野局長は、「座長を始め構成員の皆様方のご尽力に御礼申し上げます。また、ご協力いただいた関係の皆様方に感謝申し上げます。本調査検討会の成果が制度整備に資するよう努めて参ります。」と述べました。

 東北総合通信局では、今後とも地域の課題解決や活性化のため電波の有効利用を推進して参ります。

連絡先

 東北総合通信局
 無線通信部 企画調整課
 TEL 022-221-0657

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