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「電波の安全性に関する説明会 in 郡山」を開催

平成30年12月27日


 東北総合通信局(局長:伊丹 俊八)は、平成30年11月23日(金)福島県郡山市において「電波の安全性に関する説明会in郡山」を開催し、42名の参加をいただきました。
 このセミナーは、一般の方を対象に電波の安全性に関する知識を深め、安心・安全に電波を利用していただくことを目的に毎年管内各地で開催しているものです。

 東北総合通信局の 山下 敬介 電波監理部長から「電波の安全性に関する総務省の取り組み」と題し、電波の安全性に関する指針の策定・制度化、調査・研究、国際的な連携・協力、情報の提供等安心・安全に電波を利用できる環境の確保に向けた総務省の取り組みについて講演しました。

 次に名古屋工業大学名誉教授・電気通信大学産学官連携センター客員教授 藤原 修 氏から「電波の性質からみたヒトと電子機器に及ぼす影響〜EMCと電波防護指針の考え方〜」と題し、まず、電気の基本と電磁波のヒトに及ぼす影響について説明していただいた上で、総務省の「生体電磁環境に関する検討会」のメンバーとして評価・検証に携われた電波防護指針の考え方を全身ばく露と携帯電話を耳に当てて利用する場合のような局所ばく露に分けてわかりやすく説明していただきました。

 次に滋慶医療科学大学院大学医療管理学研究科医療安全管理学専攻教授・埼玉医科大学客員教授/名誉教授 加納 隆 氏から「植込み型医療機器等に対する影響について」と題し、講演していただきました。携帯電話端末の電波が植込み型医療機器等へ及ぼす影響について、「各種電波利用機器の電波が植込み型医療機器等へ及ぼす影響を防止するための指針」の概要を説明していただきました。 また、「医療機関において安心・安全に電波を利用するための手引き」のうち、主に医用テレメータ、無線LAN、携帯電話の3分野におけるトラブル事例と対策法について、説明をしていただきました。更に、総務省では全国11地域において電波利用推進協議会を発足させ、説明会の開催などの各種取組を行っていることも紹介していただきました。

 東北総合通信局では今後とも説明会を開催し、電波の安全性と、安心・安全な電波利用の取組について理解を深めていただくよう努めてまいります。

【説明会の模様】
 
説明会の様子
説明会の様子
説明会の様子
 

連絡先

 東北総合通信局
 電波監理部電波利用環境課  
 TEL 022-221-0676

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