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「コンテンツ海外展開セミナー2019 in 宮城」を開催

平成31年3月28日

 東北総合通信局は、平成31年2月1日(金)、宮城県仙台市青葉区において、東北経済産業局、東北情報通信懇談会、東北電気通信協力会との共催により「コンテンツ海外展開セミナー2019 in 宮城」を開催しました。このセミナーは、政府方針(クールジャパン戦略、ビジットジャパン戦略)に基づき、東北地域独自の魅力を紹介する放送コンテンツの海外展開について、関係省庁等の支援策及び取組事例を紹介するため開催したものです。

 セミナーには放送事業者やケーブルテレビ事業者の制作担当者、番組制作会社等62名の参加がありました。冒頭、東北の魅力紹介事例として2名の講演があり、その後関係省庁等の担当者6名から資料や動画により各々が推進している取り組みについて説明がありました。

【講演】

 (1)宮城県のインバウンドの現状と取組について
    宮城県経済商工観光部 西村 一慶 参事兼アジアプロモーション課長
        ・第4期みやぎ観光戦略プラン(平成32年に入込数7千万人目標)
        ・市場毎の取組(台湾、中国、香港、韓国、欧米豪)
 (2)『絶景探偵。』から得たもの 〜ローカル局でもドラマが作れる!〜
    株式会社福島中央テレビ 村越 聡 コンテンツ局エグゼクティブプロデューサー
        ・放送コンテンツ海外展開助成事業を活用し『絶景探偵。』を制作
        ・番組制作から得たもの(こだわりを捨てる、やれるものから即実行)

【関係省庁等の説明事項】

 総務省    ・放送コンテンツ海外輸出額(2020年度まで海外売上高500億円目標)
          ・事業スキーム(災害風評被害対策型、連携型、単独型)

 外務省   ・国際交流基金による放送コンテンツ海外展開支援事業
         ・海外で望まれている内容(生活や日本人の考え方が十分に伝わるもの)

 農林水産省 ・映像コンテンツを活用した日本食、食文化の魅力発信(YouTubeサイト)
          ・(参考)日本食、食文化によるインバウンド誘致「SAVOR JAPAN」

 経済産業省 ・コンテンツの経済波及効果、日本発のコンテンツの位置づけ
          ・コンテンツグローバル需要創出等促進事業、コンテンツ創造環境整備事業

 BEAJ     ・放送コンテンツ海外展開モデル事業、採択案件一覧
         ・企画の傾向、特徴的な案件(アニメの聖地巡礼、自治体との連携)

 JICT     ・株式会社海外通信、放送、郵便事業支援機構(JICT)の概要
         ・これまでの支援の例(ミャンマー)

 その後個別相談会を行いました。参加者は補助スキームの詳細や提出方法等の疑問点について、説明を受けていました。

 東北総合通信局では引き続き各機関との連携を図り、コンテンツの海外展開に関する国の取り組みをお伝えしてまいります。


 

講演会の模様(宮城県のインバウンド)

【講演会の模様(宮城県のインバウンド)】

個別相談会

【個別相談会】

連絡先

 東北総合通信局
 情報通信部情報通信連携推進課
 TEL 022-221-0753

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