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報道資料

令和元年7月25日
東海総合通信局

国道156号(岐阜県白川村)及び国道42号(三重県尾鷲市)の
トンネル内で携帯電話が利用可能に
<令和元年度電波遮へい対策事業の補助金交付を決定>

 総務省は、公益社団法人移動通信基盤整備協会からの「電波遮へい対策事業」交付申請に対し、令和元年7月17日(水曜日)に補助金の交付を決定しました。
 本事業により、国道156号の新平瀬トンネル及び飯島トンネル並びに国道42号の尾鷲北トンネル、尾鷲北第2トンネル、尾鷲北第3トンネル及び尾鷲北第4トンネルの各トンネル内で携帯電話が利用できるようになります。

1 概要

 この整備事業は、鉄道や道路のトンネル内等においても、携帯電話等のサービスを利用できるようにするために必要な設備を整備する一般社団法人等に対して、国がその整備費用の一部を補助する事業です。

2 対象地区

 今回、整備事業の補助金の交付を決定したトンネルは、以下のとおりです。

表:事業概要
実施場所
(市町村)
施設名
(トンネル名)
サービスを提供する事業者 交付決定額
(総事業費)
交付決定日 サービス開始予定
国道156号
(岐阜県白川村)
新平瀬トンネル 株式会社NTTドコモ
KDDI株式会社
ソフトバンク株式会社
11,000,000円
(22,000,000円)
7月17日 令和2年3月下旬(注)
飯島トンネル 株式会社NTTドコモ
KDDI株式会社
ソフトバンク株式会社
11,000,000円
(22,000,000円)
国道42号
(三重県尾鷲市)
尾鷲北トンネル
尾鷲北第2トンネル
尾鷲北第3トンネル
尾鷲北第4トンネル
株式会社NTTドコモ
KDDI株式会社
ソフトバンク株式会社
38,499,000円(76,998,000円)

 注記

サービス開始予定の時期は今年度中を予定していますが、工事の進捗によっては、その時期が遅れる場合があります。

3 参考

無線システム普及支援事業(電波遮へい対策事業)の概要
鉄道や道路トンネルなど電波が遮へいされる場所において、移動通信用中継施設の整備を行う一般社団法人等に対して、国がその設置費用の一部を補助します。
  1. 事業主体:一般社団法人等
  2. 対象地域:道路トンネル、鉄道トンネル、医療施設
  3. 補助対象:移動通信用中継施設(鉄塔、局舎、アンテナ、光ケーブル等)
  4. 補助率:道路トンネル 1/2 、鉄道トンネル及び医療施設 1/3

図:電波遮へい対策(道路トンネル対策)のイメージ


連絡先
東海総合通信局 陸上課
電話:052-971-9618

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