報道資料
令和元年10月29日
東海総合通信局
災害時におけるラジオによる住民への情報伝達手段の確保を支援
<愛知県美浜町防災訓練において「臨時災害放送局」の開設訓練を実施>
総務省東海総合通信局(局長 吉武 久(よしたけ ひさし))は、令和元年11月4日(月曜日)に愛知県美浜町で開催される「令和元年度美浜町・野間学区合同防災訓練」において、美浜町、一般社団法人日本コミュニティ放送協会東海地区協議会、知多半島ケーブルネットワーク株式会社との連携により、臨時災害放送局(注)の開設訓練を実施します。
臨時災害放送局の開設訓練の実施は東海4県では初めてとなります。
(注)災害時に地方公共団体等が被災住民への情報伝達のため、臨時に開設することができるFMラジオ局です。
1 訓練日時
令和元年11月4日(月曜日) 午前9時00分から11時30分まで
- 臨時災害放送局開設訓練(同日午前8時50分から9時00分まで)
- 臨時災害放送局放送訓練(同日午前9時00分から11時00分まで)
2 訓練場所
愛知県美浜町 野間小学校(美浜町大字野間字名原70)
3 訓練内容
(1)臨時災害放送局の開設訓練
美浜町が東海総合通信局から臨時災害放送局設備を借り受け、臨時災害放送局を開設し放送する訓練を実施。
ア 参加機関
- 美浜町
- 一般社団法人日本コミュニティ放送協会東海地区協議会
- 知多半島ケーブルネットワーク株式会社
- 東海総合通信局
イ 開設訓練
美浜町が東海総合通信局から放送設備を借り受け、臨時災害放送局を開設。
- 美浜町から東海総合通信局に、電話で臨時災害放送局の放送設備の借受及び免許を申請
- 東海総合通信局から美浜町に、電話で放送設備の貸与と臨時災害放送局を免許する旨を通知。
- 美浜町は、一般社団法人日本コミュニティ放送協会東海地区協議会の協力を得て放送設備を訓練場所(野間小学校校庭)に設置して開設。
ウ 放送訓練
訓練模様を放送し、住民の方に聴いていただき、感想を聴取。
- 美浜町は、一般社団法人日本コミュニティ放送協会東海地区協議会からパーソナリティを、知多半島ケーブルネットワーク株式会社からリポーターの協力を得て訓練内容の紹介や住民の方の体験インタビューを交えながら訓練模様を放送。
- 住民の方に実際に放送を聴いていただき、ご意見・ご感想をアンケート形式で伺います。
※放送は野間小学校及びその周辺エリアで住民の方がお手持ちのラジオで聴取できます(周波数88.4MHz)。当日は会場内各所にも当局保有のラジオ10台を配置し ます。
(2)災害対策用移動電源車の活用と移動通信機器等の展示
当局では、災害時の情報通信確保のために市町村等に移動電源車及び移動通信機器等を貸与しています。
当日は愛知県警察が行うヘリコプターからの被災状況の「映像伝送訓練」において、当局移動電源車から美浜町訓練本部の画像受信機、TVモニターへの給電訓練を実施するほか、衛星携帯電話、MCA無線機、簡易無線機の展示と使用方法の説明も行います。
4 その他参考
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