報道資料

平成23年6月8日
東海総合通信局

地デジボランティア活動の現状

 総務省は、7月24日のアナログ放送の停波を目前に控え、完全デジタル化を推進する最終段階の施策として、「地デジボランティア活動」を実施しています。今般、地デジボランティア活動の現状について、お知らせします。

1 地デジボランティア活動の目的

 アナログ放送終了後にテレビを視聴できなくなる高齢者等世帯が生じないよう、身近なボランティアがこの高齢者等世帯のデジタル化対応をサポートする。

2 活動内容

  1. 日常活動やサークル、交流会などの場や普段のご近所つきあいの中等で高齢者等への地デジ化準備への声がけを実施。
  2. 具体的にどうすればいいのか聞きたい等の要望がある高齢者等に対し、デジサポ連絡先カードを手渡しデジサポへ電話してみるよう助言を行う。

図1:デジサポ連絡先カード

3 活動期間

 平成23年1月から8月頃まで(登録時から順次活動開始)

4 参画の形態

 団体、事業所等がデジサポに登録(詳細は「7 主な活動団体と活動内容」の表を参照。)

5 デジサポのボランティアへの支援

  • 活動補助ツールとしてデジサポ連絡先カード、地デジパンフレットを必要に応じて配布。
  • ボランティア専用のフリーダイヤルを設置し、困ったときの相談に応じる。

6 活動団体

(平成23年5月31日現在)

表1:活動団体の状況
県名 団体数 人数
岐阜県 38 12,521
愛知県 83 120,978
三重県 51 6,373
静岡県 33 12,920
合計 205 152,792

7 主な活動団体と活動内容

表2:主な活動団体と活動内容
団体名 主な活動内容
民生委員 民生委員活動で世帯訪問した際に地デジ化の有無について声かけし、未対応世帯にはデジサポ連絡カードを手渡しデジサポへ電話するよう念押しするか、本人了解の上、代わりにデジサポへ電話をし、戸別訪問を依頼する。
老人クラブ 老人クラブの地域貢献活動である高齢者世帯への訪問の際に地デジ化の有無について声かけし、未対応世帯にはデジサポ連絡カードを手渡しデジサポへ電話するよう念押しするか、本人了解の上、代わりにデジサポへ電話をし、戸別訪問を依頼する。
タクシー会社 タクシー会社の乗務員が乗客に対して地デジ化の有無について声かけし、未対応の方にはデジサポ連絡カードを手渡している。なお、後部座席にデジサポ連絡カードを配置しているタクシーもある。
農業協同組合
漁業協同組合
組合の支店、支所、事業所等の各職員が日常業務で対応する高齢者等や組合員の方に地デジ化の有無について声かけし、未対応世帯にはデジサポ連絡カードを手渡しデジサポへ電話するよう念押している。
郵便事業株式会社 郵便事業の地域に密着した業務特性を活かし、郵便配達の社員が配達業務に併せて、高齢者等に対して、「地デジ対応はお済みですか?」の地上デジタル放送の準備の声がけを実施。未対応の場合は、デジサポ連絡カードを渡している。

図2:地デジボランティア活動イメージ


連絡先
東海総合通信局 デジタル放送受信者支援室
電話:052-971-9112

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