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【東海総通】マイメディア東海

平成25年2月19日

東海総合通信局

「第54次南極地域観測隊員 川崎昭仁さん」レポート その6

  ご無沙汰しております。お変わりありませんか?今回は、世間では知られていない越冬に関する大きな節目が2月に3回ありますので、それらを皆さんにご紹介いたします。

1 越冬交代式(平成25年2月1日)

  昭和基地の維持運営に関する一切の権利・義務を53次越冬隊から54次越冬隊へ正式に引き継ぐ式典です。この日をもって立場は逆転、今まで夏宿(4人部屋)住まいだった54次越冬隊員が管理棟(個室)へ、管理棟住まいだった53次越冬隊員がしらせ(二段ベッド二人部屋)に、一部の残り隊員が夏宿(4人部屋)住まいに変わります。式典では両隊が53次越冬隊の一年の越冬の労を労い、54次越冬隊のこれからの一年の越冬の成功を託します。また、式典には、しらせ艦長も立ち会います。

写真1:越冬隊長・しらせ艦長らによる鏡割り

【越冬隊長・しらせ艦長らによる鏡割り】

写真2:53・54両隊による記念撮影

【53・54両隊による記念撮影】

2 昭和最終便(平成25年2月14日)

  次に昭和最終便。これは2月1日(越冬交代式)以降、53次越冬隊引き継ぎ等 による残留隊員および54次隊夏隊員が全てしらせに帰艦し、昭和基地が54次越冬隊員30名のみとなる日です(例年2月14日に実施。ただし昨年は予定外の接岸不可により大幅に日程が遅れた)。この日はへり乗便前に54次越冬隊員全員(ただし、私、通信担当は通信室でのヘリとしらせとの管制のため留守番)で帰艦者を見送ります。固く握手を交わす隊員・強く抱擁する隊員・涙で言葉の出ない隊員。それぞれが万感の思いを胸に見送り・見送られます。観測隊の名場面の一コマであります。さらに帰艦隊員を乗せ空高く舞い上がったヘリは昭和基地上空を一周した後、しらせに向かいます。その飛行は通信室の窓からもしっかり確認でき、私自身その雄姿をしっかり目に焼き付けることができました。

写真3:熱く抱擁しあう隊員

【熱く抱擁しあう隊員】

写真4:搭乗間際、最後の握手を交わす隊員

【搭乗間際、最後の握手を交わす隊員】

3 越冬成立(平成25年2月20日)

  最後は越冬成立です。2月14日しらせが越冬隊員以外の人員・物資等を全て確 保し停泊地点より北上を開始、定着氷縁通過後、昭和基地での越冬成立式において越冬成立を宣言するものです。この宣言をもって正式に昭和基地は越冬体制に入ります。これで忘れ物をしても取りに帰ることができなくなります? また、この日は関係各所に対して昭和基地第54次越冬隊長より越冬成立の打電を行います。したがって、私、通信担当の出番(約70通の打電)がやってきます。

  以上、3つの過程を経て第54次越冬隊員30名は越冬へと突入していきます。


連絡先

東海総合通信局 企画広報室

電話:052-971-9187

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