【東海総通】マイメディア東海

平成25年6月21日
東海総合通信局

コラムvol.1 ワイヤレスICカード

電波を利用したモノ紹介

はじめに

 私たちの身のまわりには、電波を利用した便利なモノがたくさんあります。

 携帯電話がない世の中は考えられないと思われる皆様は多いと思いますが、実は、電波を利用した便利なモノは携帯電話だけではないということを紹介する企画です。

 不定期で掲載していきますので、よろしくお願いします。

ICカード

 皆様が日頃使っている、トイカ(TOICA)やマナカ(manaca)は、電波を利用した便利なモノのひとつで、一般的には非接触型ICカードと呼ばれています。

 トイカやマナカには乗車した駅の情報やチャージした金額などの情報がICに記録されています。

 ICカードをタッチする機械とICカードの間で情報のやりとりも行われます。

 電波を利用していることをご存知の方は少ないのではないかと思いますが、いかがでしょうか。

 ICカードをタッチする機械を電波法令の定義では誘導式読み書き通信設備といいます。

 なぜ、誘導式読み書き通信設備というのかを説明する前に、皆様に質問があります。

 ICカードに電池は入っていますか?電池を取り替えたことがありますか?

 電池なんて入ってないよ。と答えた方、ICカードの電源や情報のやりとりをするための送・受信の電源はどこにあるのでしょう。不思議だと思いませんか。

 答えは、ICカードをタッチする機械から13.56MHzの誘導電波が発射され、ICカードは、その電波を(エネルギーとして)受信して電源(電池)として利用しています。

 誘導式読み書き通信設備は、13.56MHzの誘導電波を使用して、ICカードのデータを読んだり、書き込んだりする通信設備です。(そのままの定義でした。)誘導式読み書き通信設備は、トイカやマナカ以外にも物流管理(モノの管理)や入退室管理(人の管理)など、広く活用されています。

 ここで、注意しなければならないことも記載しておきます。

 発射される電波の強さは基準があり、許可を受けた設備は基準値以下の強さですが、心臓ペースメーカを植込んでおられる方は、ICカードをタッチする場所(アンテナ部)から心臓ペースメーカの植込み部位を12cm程度以上離すよう注意が必要です。(小児の場合は12cm離すことができないと思われるので特に注意してください。)

 電波は、放送や通信のために使うものという認識が一般的だと思いますが、電波はエネルギーとしての性質も持っています。

 現在、電波はエネルギーの伝送手段として注目されています。ワイヤレス給電の紹介も機会があればしていきたいと思います。

(電波利用環境課、企画広報室)

イラスト:ワイヤレスICカードの利用イメージ


連絡先
東海総合通信局 企画広報室
電話:052-715-5110

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