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【東海総通】マイメディア東海

平成28年3月30日
東海総合通信局

コラムVol.37 スマホを無くすと大変なことに!

子どもをネット危機から守るスマホ・ネット講座 第8回

スマホをうっかりどこかでなくす!

あれっ、スマホが無い!
どこかに置いてきちゃったかなぁ…

 日頃から大人も子どもも、気軽にスマホを携帯しているのですが、それだけに、うっかりどこかでなくしてしまうことも考えられます。

 東京だけのデータですが、警視庁の発表によると、落とし物として警察に届けられた携帯電話は年々増加しており、平成26年はなんと約15万点にも上っていて、衣類や傘、書類、財布などに続いて多いものとなっています。

グラフ図1:警察に届けられた携帯電話の数

平成17年から26年までの各年ごとに、落し物として警察へ届けられた携帯電話の数を表すグラフです。

スマホには大事な情報がいっぱい!

 スマホの中には、自分や友達の電話番号、メールアドレス、住所といった個人情報や、写真、動画など、大切な情報がたくさんつまっています。

 保護者の方のスマホには、このほかにもネットショッピングで使用するIDやパスワード、クレジットカードの番号などが入っていることも考えられますし、おサイフケータイなど、ICカードの機能をもたせている方もいるかもしれません。

 また、お子さんのスマホには、ゲームやSNSで使っているIDやパスワードなどの情報も入っていると思います。

 このように、大切な情報満載のスマホですが、もし、どこかでなくしてしまったらどのような危険があるでしょうか。

 なくした場所が電車やバスなどであれば、それぞれの会社に連絡して探してもらうことができるかもしれませんし、親切な誰かが警察に届けてくれているかもしれません。

 また、スマホの位置を探し出すサービスやアプリを活用することで、見つけることができる場合もあります。

 でも…
もし、悪意を持った人の手にスマホが渡ってしまったらどうでしょう。

 スマホの中の大切な情報を見られてしまった結果、誘拐、ストーカーにつけ回される、メールやSNSのアカウントをもとになりすまして悪用される、日常の姿を撮影した写真や動画がネット上に拡散、国際電話をかけられて高額請求、ネットショッピングで勝手に高額商品を購入など…といったさまざまな被害を受けるだけでなく、最悪な場合、自分自身が事件に巻き込まれてしまう可能性もあります。

 独立行政法人国民生活センターによると、携帯電話の紛失・盗難に関する相談件数は、2012年度まで減少傾向にあったものの、2013年度は369件、2014年度は377件となり、増加に転じている状況です。

グラフ図2:携帯電話の紛失・盗難に関する相談件数

2009年度から2014年度までの、携帯電話紛失・盗難に関する相談件数を表す棒グラフです。

だれかに拾われたときのことを考えてみる

 このため、大事なスマホを他人に悪用されないように、事前の備えとしてスマホには暗証番号やパターン、指紋などによる画面ロックの設定を行っておくことが重要です。もちろん、画面ロックをかけていても、簡単な内容では解除されてしまう可能性もあるので、気をつける必要があります。
また、なくしたときにすぐに対処できるよう、携帯電話会社やおサイフケータイのサービス事業者の連絡先をメモしておいたり、スマホの位置を探せるサービスを利用できる場合は、事前に端末の設定をしておいたりすることも有効です。

商店街に落ちているスマホをGPSで発見しているイラストです。

 参考までに、携帯電話の紛失・盗難時における行動の流れと備えの例をあげますと、次のとおりとなります。

1 行動:端末の遠隔ロック・位置検索など
備え:
  • 端末の事前設定など
  • 手続き方法、窓口の確認
青年が「スマホを操作されないようにロック」、「スマホのある位置をパソコンなどで探そう」と話しているイラストです。
2 行動:通信回線の停止
備え:
  • 連絡先や手順の確認
  • 停止中の支払い金額の確認
  • 解除方法の確認
猫が「スマホを使われないように回線を止めよう」と話しているイラストです。
3 行動:警察などへの届出
備え:
  • 警察だけでなく、紛失した場所(施設)、ICカード機能提供会社などへの連絡
女の子が「おサイフケータイの機能停止も大事」と話しているイラストです。

なお、携帯電話が見つからない場合は以下に続きます。

4 行動:購入検討
備え:
  • 携帯電話会社、警察、交通機関などに端末が届けられていないかを確認
  • 利用できる保険や補償サービスを確認
5 行動:購入
備え:
  • データの復旧→日ごろからデータのバックアップを取っておく

もし、なくしてしまったら

 万が一、スマホをなくしてしまった場合は、携帯電話回線を一時停止したり遠隔でロックをかけたりするなど、悪用されないための対処が必要となります。おサイフケータイを利用している場合は、機能の一時停止(停止ができない場合、解約が必要な場合もあります。)をすぐに行う必要があります。

 また、メールアドレスやSNSのアカウントの変更のほか、スマホで使用しているさまざまなパスワードも変更を行うことが重要です。もちろん、警察署への遺失届も行ってください。
そして、スマホが見つかって戻ってきた場合は、ホッとするだけでなく、ウイルスに感染していないかウイルス対策ソフトでチェックしたり、前述のとおり、メールアドレスやSNSのアカウント、スマホで使用している様々なパスワードを変更しておきましょう。そうすることで今後、悪用される危険性を減らすことができます。

 まずは、もしもの時にすぐに対処できるよう、保護者と子どもがスマホの画面をどのようにロックするのかを互いに共有することが大事だと思います。
ぜひ、お子さんと一緒に画面ロックの方法について具体的に考えてみて下さい。

(このコラムは、一般社団法人静岡県出版文化会発行の月刊ファミリスに当局職員が寄稿した原稿を一部修正して掲載しています。)


連絡先
東海総合通信局 電気通信事業課
電話:052-971-9401
東海総合通信局 企画広報室
電話:052-715-5110

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