総務省トップ > 組織案内 > 地方支分部局 > 東海総合通信局 > マイメディア東海(2016年) > コラムVol.40 家庭でのルール作りとその実践が大切!大人も子どもと一緒に考えましょう

【東海総通】マイメディア東海

平成28年6月29日
東海総合通信局

コラムVol.40 家庭でのルール作りとその実践が大切!大人も子どもと一緒に考えましょう

子どもをネット危機から守るスマホ・ネット講座 最終回

便利というよりあるのが普通

 これまで1年間、子どもたちがインターネットやスマートフォンを安心して安全に使うためのお話をたくさんご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。

 今の子どもたちは、生まれたときには携帯電話がすでに身近にあった世代です。そして、もの心がついたときには、目の前に世界とつながるスマホがあったかもしれません。

 このため、ネットやスマホは大人にとっては便利なものでも、子どもにとっては普段の生活にあって当たり前のものとなっていることもあります。

 あの商品の値段を調べてみよう!何時に出れば間に合うかな?など、大人は何か必要があってネットやスマホを使うことが多いと思いますが、子どもは(大人から見ると)特に必要がなくてもなにげなくスマホを使ったり、ネットの存在や特徴を意識しないで、メッセージや自分の名前、写真なども無防備に相手に送ったりしてしまうこともあります。

6割が家庭での指導の必要性を感じ、半数が実際に教えている

 たとえば、交通ルールやマナーを知らずに自動車を運転すると、周りに迷惑をかけるばかりでなく、自身がケガをしたり他人を傷つけてしまうこともあり、とても危険ですよね(そもそも免許が必要ですが・・・)。ネットやスマホの利用でも、子どもたちがルールやマナーをしっかり学んで、もし危険が近寄ってきても身を守れるよう、大人も気を配る必要があります。

 総務省が保護者を対象に行った調査によると、子どもがICTの能力を身に付けるために必要なこととして、家庭での適切な指導を挙げた保護者が6割以上もいました。

グラフ図1:子どもがICTの能力を身に付けるために必要なこと

小学生から高校生の子どもをもつ保護者に、子どもがICTの能力を身に付けるために必要なことについてアンケートを実施した結果を表した棒グラフです。主なものとして、家庭で適切な指導を行う63.8%、学校における指導を充実する49.5%などがあります。

 また、家庭で子どもにICTについて(機器の操作やマナー・リスクなどの)指導を行っているか?の質問に対して半数の保護者が日常的またはときどきしていると回答しており、多くの保護者が家庭での指導が大事と感じていて、実際にネットの危険性なども子どもに教えていることがわかりました。

グラフ図2:子どもにICTについて指導を行っている家庭の割合

小学生から高校生の子どもをもつ保護者に、子どもにスマホやネットの使い方を教えているかというアンケート結果を表す棒グラフです。

 そこで、今回の連載のまとめてとして、改めて子どもがネットやスマホを利用する際の、大事なこと気をつけること必要な対策をまとめてみました。

家族と、友達と、ルールをつくりましょう

 はじめに大事なことについてです。

 まず第一に、気をつけること必要な対策の内容などをもとに、お子さんと一緒に家庭のルールを作ってみてください!

 そして、いつもSNSやメールなどでやりとりをする友達とも共通のルールを作っていくといいと思います。また、お子さんがトラブルにあいそうになったときや何か困ったときに一人で悩まず、すぐに大人に相談できるよう、日ごろからお子さんとコミュニケーションをとっていい関係を築いておくことも重要です。

 さらに子どもの異変に早めに気がつけるよう、お子さんのようすを見守ることも大切です。

大事なこととして、家庭や友達と、ネットやスマホのルールを作りましょう、困ったら一人で悩まないで、すぐに大人に相談しましょうの2つが挙げられています。

 次に気をつけること必要な対策についてですが、とてもたくさんありますね。

気をつけることとして、8つの項目が挙げてあります。主なものとして、ネットやスマホの使いすぎに注意、やりとりや投稿は慎重になどがあります。
必要な対策として、不適切なサイトやアプリをブロック、情報セキュリティ対策の実施、スマホの位置情報の設定をオフに、画面ロック、携帯電話会社などの緊急連絡先を控えておくの4つが挙げられています。

 でも、じつはこの2つの内容は、これまで1年間の連載内容をまとめたものなのです。

 一度にすべてを覚えたり、理解したりすることは子どもにとって大変なことと思います。ですが、ネットを使うことで迫ってくる危険、あるいは加害者になってしまう危険を、子どもが自分で、1考えて 2判断して 3回避するための知識をつけることが、とても大切です。

 ここには、ぜひとも覚えていただきたい大事なことがぎゅっと凝縮されていますので、大人の方もお子さんと一緒に、しっかりと吸収していただければと思います。

一度ではなく、いろいろな機会に何度でも

 これからの時代、ネットやスマホなどICTの利用が、ますます進んでいくことから、子どもたち(大人も)にとってはその危険性についてしっかり理解しながら、便利に使いこなすことが必要になってきます。

 昨年の5・6月号でもご紹介しましたとおり、総務省では小学生〜高校生、保護者、教職員の方々を対象に、無料の出前講座e-ネットキャラバンを学校などで実施していますので、ネットやスマホのルール・マナー、必要な知識などの吸収のために、ぜひご活用ください。

 また、e-ネットキャラバン以外にも携帯電話会社やネット関連企業・団体、自治体などで、さまざまな教室が各地で実施されています。一度受講したら終わりではなく、いろいろな機会を活用して、何度も学んでいただければ、と思います。

 

 今回の連載が、お子さんが安心して安全にネットやスマホを利用できますよう、少しでもお役に立てれば幸いです。

猫と女の子がスマートフォンを胴上げしているイラストです。最後を意味するFINと言う言葉が書かれています。

(このコラムは、一般社団法人静岡県出版文化会発行の月刊ファミリスに当局職員が寄稿した原稿を一部修正して掲載しています。)


連絡先
東海総合通信局 電気通信事業課
電話:052-971-9401
東海総合通信局 企画広報室
電話:052-715-5110

ページトップへ戻る