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【東海総通】マイメディア東海

平成29年11月15日
東海総合通信局

医療機関における電波の安全利用に関するセミナーを開催(平成29年10月21日開催)

はじめに

 東海総合通信局は、10月21日、名城大学ナゴヤドーム前キャンパス(名古屋市)において、東海地域の医療機関における電波利用連絡推進協議会(会長 酒井 順哉(さかい じゅんや)名城大学大学院都市情報学研究科教授)と共催で医療機関における電波の安全利用に関するセミナーを開催しました。このセミナーは、主に医療機関関係者を対象に、医療機関における安全な電波利用実現のために必要な知識の習得や安全な電波利用環境構築のための具体例などを提示し、各医療機関での検討や対策を促進することを目的として開催したものです。

写真1:会場の様子

セミナーの様子

 冒頭、主催者挨拶として、酒井会長より東海地域の医療機関における電波利用連絡推進協議会の設立目的とこれからの取組等について説明がありました。

写真2:名城大学 酒井 順哉 教授

 次に、東京大学医学部附属病院基幹情報運営部講師の新 秀直(あたらし ひでなお)先生より医療機関における電波利用環境への取組と課題についてと題してご講演いただきました。

 講演では、医療機関における携帯電話等の使用に関する指針(以下、指針)(平成26年)や医療機関において安心・安全に電波を利用するための手引き(以下、手引き)(平成28年)の公表等、医療機関における電波利用環境の改善が、この数年で急速に社会的な体制整備が進められていること、その一方で、医療機関では院内の電波利用環境の管理者となる専門的な知識を有する職種が少なく、特に医用テレメータの電波管理については、各医療機関で取り組むべき喫緊の課題となっていることなど、医療機関における電波利用を取り巻く現状についての解説をしていただきました。

 このような現状を踏まえて、公表されている指針や手引き等のポイントについての解説と、それら指針の根拠となった携帯電話による医療機器への影響などについて、電波の特性にも言及しながら丁寧に説明していただきました。これに加え、東京大学附属病院の施設での院内PHSや携帯電話による医療機器への影響調査や医用テレメータの中央管理化など、実際の事例に基づいた対策についても解説していただきました。

写真3:東京大学医学部附属病院 新秀直先生の講演の様子

 セミナーには、臨床工学技士等の医療関係者や携帯電話事業者等206人の参加があり、参加者から多くの質問が寄せられるなど、医療現場での電波の有用性と安全性に関する関心の高さがうかがえるセミナーとなりました。このセミナーをきっかけとして、医療機関での安全な電波利用が促進されることが期待されます。

おわりに

 東海総合通信局では、東海地域の医療機関における電波利用連絡推進協議会と協力し、同様のセミナーを静岡県、岐阜県、三重県へ展開していく予定です。


連絡先
東海総合通信局 電波利用環境課
電話:052-971-9196

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