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【東海総通】マイメディア東海

平成30年8月21日
東海総合通信局

情報通信フロンティアセミナー 衛星データのビジネス・減災活用と準天頂衛星を開催(平成30年7月27日開催)

はじめに

 現在、陸域観測技術衛星だいち2号による被災地の情報把握等、災害対応への取組が進められています。また、準天頂衛星システムみちびきが、4機体制で運用開始される予定であることから、高精度な位置把握が求められる車の自動運転、ドローン運用、農業支援等、無人化や省力化に繋がる次世代サービスの創出に大きな期待が寄せられています。

 このような状況を背景に、東海総合通信局は、7月27日(金曜日)、ウインクあいち(名古屋市中村区)において、東海情報通信懇談会(電波部会)との共催により、情報通信フロンティアセミナー 衛星データのビジネス・減災活用と準天頂衛星を開催し、76名が参加しました。

写真1:満員の会場

セミナーの様子

講演1 衛星データで時をかける 4次元サイバーシティの活用に向けたタスクフォースの検討結果と今後の展望
講師:総務省 国際戦略局 宇宙通信政策課 衛星開発推進官 中谷 純之(なかたに じゅんじ)

 人工衛星からの3次元の観測データを活用し、AI解析で時間的変化の自動抽出を行うことにより、3次元+時間差分からなる「4次元サイバーシティ」を構築した上で、更に既存のデータと組み合わせ、安心・安全や一次産業、観光等の促進に資する新サービス・新産業を実現する構想など、我が国の宇宙通信政策の最前線について、講演いただきました。

写真2:総務省 中谷純之の講演

講演2 衛星を利用した防災への取組み
講師:国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)  第一宇宙技術部門 衛星利用運用センター 特任担当役 加来 一哉(かく かずや)氏

 陸域観測技術衛星だいち2号(ALOS-2)などの人工衛星などに搭載されたセンサ(観測機器)で地球をリモートセンシング(電磁波などを使って離れたところから探査)することで得られた情報を防災・災害対策に資するJAXAの取り組みについて、リモートセンシングデータの利用方法の紹介や、東日本大震災及び西日本豪雨災害の観測データによる最新の災害対応事例を含めて講演いただきました。

写真3:JAXA 加来一哉氏の講演

講演3 準天頂衛星システム運用開始前夜 利用実証の全容とそこから見えてくる活用シーン
講師:一般財団法人衛星測位利用推進センター(SPAC) シニアアドバイザー 松岡 繁(まつおか しげる)氏

 準天頂衛星システムみちびきの今後の運用体制や、GPSとの連携で高精度な位置把握を可能とするサブメーター級及びセンチメーター級測位補強サービスの概要について説明いただきました。また、災害・危機管理通報、衛星安否確認サービスといった災害時に利用可能なサービスや、自動運転、ドローン利活用、農業支援等の各利用分野における実証実験の動画の紹介も交えて、わかりやすくご講演いただきました。

写真4:SPAC 松岡繁氏の講演

おわりに

 今回のセミナーでは、自治体、企業、大学等から多数の参加者があり、我が国の宇宙通信政策や衛星データの利活用に対する関心の高さが感じられました。

 東海総合通信局では、今後も東海情報通信懇談会(電波部会)とともに、注目される電波利用政策や電波に関する最新技術等に関するセミナー等を開催していくこととしています。


連絡先
東海総合通信局 企画調整課
電話:052-971-9182

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