平成27年10月17日(土)、18日(日)、新宿駅西口広場イベントコーナー(東京都新宿区)において、統計データ・グラフフェアを開催しました。
本フェアは、「統計の日」(10月18日)の関連行事の一つとして、総務省、東京都及び(公財)統計情報研究開発センターの共催で開催しています。
開催に当たっては、都道府県、内閣府、公正取引委員会、外務省、文部科学省、厚生労働省、農林水産省、経済産業省、国土交通省、日本銀行からも展示物及び各種統計資料を提供いただく等、多くの関係者に支えられて成り立っています。
また、会場である新宿駅西口広場イベントコーナーは新宿駅地下通路の一角にあることから、来場者のほとんどは通行人の方々ですが、皆様、足を止め、展示物や各種統計資料等を熱心に御覧になっていました。
展示内容
統計グラフコンクール入選作品展示コーナー
「統計グラフコンクール入選作品展示コーナー」では、統計グラフ全国コンクールの入選作品や東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県の統計グラフコンクールにおける知事賞受賞などの入選作品を展示しました。
この統計グラフコンクールは、初めに各都道府県において実施されます。その中で優秀な成績を納めた各都道府県の入選作品が統計グラフ全国コンクールに出品され、さらに審査を経て、最終的に統計グラフ全国コンクールの入選作品が決定されます。
なお、統計グラフ全国コンクールは、統計グラフの作成を通じて、統計知識の普及と統計の表現技術の研さんに資することを目的として、昭和28年から実施されています。
今回、こちらのコーナーでは、17日(土)、会場を訪れた入選者と総務省の笹島 誉行総務審議官が一緒に記念撮影をするなど、一時、会場は大きく賑わいました。
日本の「統計の日」関連コーナー
日本の「統計の日」関連コーナーでは、昭和48年7月3日の閣議了解で定められた「統計の日」(10月18日)の解説、今年度の「統計の日」標語の入選作品についての紹介、及び「統計の日」標語の特選作品を用いた「統計の日」のポスターを展示しました。
「世界統計の日」関連コーナー
「世界統計の日」関連コーナーでは、2015年6月3日の国連総会において決議された「2015年10月20日 世界統計の日」の決議文書、「世界統計の日」ロゴマークを使用したポスター(総務省作成)、各国の国勢調査の広報ポスター等を展示しました。
なお、この「世界統計の日」は、まだ歴史が浅く、2010年10月20日を第1回目の「世界統計の日」として定められました。これは、2010年が、多くの国で人口センサス(我が国の「国勢調査」に該当します。)が実施される年であったことから、世界中で公的統計に対する理解を深めることを目的とするため、ふさわしいとされたものです。また、10月20日は2010の裏返しで、数字の並びが良い(英語表記は20.10.2010)ということもありました。今回は、第2回目の「世界統計の日」となります。
各府省の統計調査紹介コーナー
「各府省の統計調査紹介コーナー」では、来場者の皆様に国が実施する統計調査への関心と理解を深めていただくため、各府省から提供していただいた調査の概要、統計調査公表結果、活用事例等が記載された配布資料を並べるとともに、統計調査結果を活用したパネル、各種統計調査のポスター等を展示しました。
なお、統計調査の公表結果等配布資料については、多くの方が興味を持って持ち帰る姿が見られました。
統計教育紹介コーナー
統計教育紹介コーナーでは、総務省の無料で学べるデータサイエンス・オンライン講座「社会人のためのデータサイエンス講座」、総務省が後援している「統計検定」、東京都の「まなぼう統計」などの各種配布資料等、子供から大人まで身近に学べる統計を紹介しました。
平成27年国勢調査紹介コーナー
平成27年国勢調査紹介コーナーのある会場入口付近では、国勢調査のイメージキャラクター「センサスくん」と「みらいちゃん」が、平成27年国勢調査への御協力に対する御礼と、まだ調査票を提出されていない方に対する御回答のお願いをしました。
その他
足を止め、ゆっくり展示物を見る時間のない方にも統計に対する関心と理解を深めていただけるよう、会場入口(2箇所)に設置した大型モニター及び会場内(6箇所)に設置したPCから各種統計調査や統計教育に関する映像を流し、紹介しました。