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第66回全国統計大会の開催

 全国統計大会は、10月18日「統計の日」の行事の一つとして、国、地方公共団体、関係団体等の統計関係者が一堂に会し、我が国の統計の進歩・発展のみならず、統計の普及や活用に資することを目的に開催しています。
 66回目を迎える今大会は、総務省及び公益財団法人統計情報研究開発センターの主催により、平成28年11月16日(水)、東京都渋谷区の国立オリンピック記念青少年総合センター カルチャー棟大ホールにおいて、高市総務大臣も出席し、全国から約600名を超える統計関係者の参加の下、開催しました。

開催内容

開会

 開会に当たって、まず、主催者として、高市早苗総務大臣から挨拶がありました。その後、(公財)統計情報研究開発センターの伊藤彰彦理事長から挨拶があり、来賓として東京都の伊東みどり統計部長から祝辞を頂きました。

主催者挨拶をする高市総務大臣

各種表彰

 統計調査の実施、統計の普及等に功績のあった団体・方々に対し、今年度から創設された地方公共団体における統計利活用表彰、「統計調査功績者」各省大臣表彰、第64回統計グラフ全国コンクール入賞者表彰、大内賞受賞者表彰、平成28年度「統計の日」標語入選者表彰が行われました。
 

総務大臣御表彰授与の様子1

総務大臣御表彰授与の様子2

総務大臣御表彰授与の様子3

受賞団体・受賞者

《第1回地方公共団体における統計利活用表彰》
総務大臣賞      佐賀県
総務省統計局長賞  京都市
特別賞         茨城県、京都府、福岡市

《「統計調査功績者」各省大臣表彰》
総務大臣表彰    関 由昇 氏(新潟県)
                       窪 和子 氏(埼玉県)
厚生労働大臣表彰 横山 政子 氏(岐阜県)
農林水産大臣表彰 山本 富代 氏(和歌山県)
経済産業大臣表彰 石井 八重藏 氏(岡山県)
国土交通大臣表彰 向陽鉄工株式会社 様(宮崎県)

《第64回統計グラフ全国コンクール》
総務大臣賞
 吉丸 日葉さん(宮崎県西米良村立西米良中学校3年)
文部科学大臣賞
 小川 芽生さん(新潟県上越市立春日小学校4年)
日本統計学会会長賞
 松岡 千穂さん(大阪府守口市立守口小学校1年)
日本品質管理学会賞
 木村 紗彩さん(福岡県西南女学院高等学校2年)
 木村 晃久さん(福岡県九州大学工学部1年)
特選
 近野 豪樹さん(茨城県龍ケ崎市立馴柴小学校5年)
 坂本 真愛さん(栃木県立宇都宮女子高等学校1年)

《大内賞》
田中 豊  氏(元岡山大学教授)
菊川 伸子 氏(福岡県 統計調査員)
近藤 登雄 氏(元総務省統計局室長)
住谷 知美 氏(神奈川県 統計調査員)

《平成28年度「統計の日」標語》
特選
 塩谷 泰成さん(茨城県常陸太田市立太田中学校2年)

受賞者謝辞

 各種表彰の後、受賞者代表として、地方公共団体における統計利活用表彰において総務大臣賞を受賞された佐賀県の大田芳洋総務部長、「統計調査功績者」において総務大臣から表彰された新潟県の関由昇氏から謝辞が述べられました。

統計・データサイエンス活用セミナー

 今回から「統計・データサイエンス活用セミナー 〜統計で 学んで知って 未来で活かそう〜」を開催しました。
 このセミナーは、受賞者等による実績・作品を広く紹介することにより、統計の進歩・発展と普及啓発に資することを目的とし、慶應義塾大学大学院健康マネジメント研究科教授の渡辺美智子氏の司会により、地方公共団体における統計利活用表彰受賞2団体及び第64回統計グラフ全国コンクール大臣賞受賞者等によるプレゼンテーションが行われました。

 《地方公共団体における統計利活用》
 総務大臣賞を受賞した佐賀県の「データ分析に基づく政策立案手法の導入(データ利活用プロジェクト)」について、佐賀県総務部統計分析課の楠田詞也氏が発表しました。
 続いて、統計局長賞を受賞した京都市の「統計APIを活用した全市区町村の統計データを分析・可視化するアプリケーション(次世代統計アプリ)の開発・公開等、統計情報の高度化の推進」について、京都市総合企画局情報化推進室の井上卓也氏が発表しました。
 

統計利活用発表の様子

統計グラフ全国コンクール受賞作品の発表の様子

《第64回統計グラフ全国コンクール》
 総務大臣賞を受賞した、 吉丸日葉さん(宮崎県西米良村立西米良中学校3年)から、受賞作品「ふるさと西米良村を未来へ残そう!」について発表しました。
 全校生徒数25名の西米良中学校に通う吉丸さんは、西米良村に高校がないため、中学卒業と同時に村を離れ宮崎市内の高校に進学する予定で、その前に西米良村を未来に残すために自分に何ができるのかを考え作成したのが、この作品です。
 将来は地域医療に携わり、大好きな村民、故郷である西米良村を存続させるための力になりたいとのことでした。
 文部科学大臣賞を受賞した、 小川芽生さん(新潟県上越市立春日小学校4年)が、受賞作品「お話の中の動物たち 世界共通? 動物のイメージ」について発表しました。
 小川さんは、この作品を作成するに当たり、グリム童話、イソップ童話、アンデルセン童話及び日本昔話をそれぞれ20話、合計80話もの物語を読み、登場する動物を集計するとともに、動物に対するイメージを外国人、日本人に聞き取り、統計グラフを作成しました。
 既に来年度の同コンクールへの意欲を見せる小川さんですが、次回作品について司会者から問われた際の「秘密です!」との回答に、会場は微笑ましい空気に包まれました。
 両作品とも、作品を作るきっかけとなった動機や作成過程における苦労した点など、受賞者の作品に対する熱い気持ちが伝わる発表となり、司会者や指導に当たった先生方のコメントも交えて会場は非常に盛り上がり、盛大な拍手が送られました。

 

総務大臣賞 吉丸 日葉さん

文部科学大臣賞  小川 芽生さん

【動画】
統計・データサイエンス活用セミナー
第64回統計グラフ全国コンクールにおける大臣賞受賞者のプレゼンテーション


総務大臣賞 吉丸 日葉さん(プレゼンデーションの様子)別ウィンドウで開きます
 
文部科学大臣賞 小川 芽生さん(プレゼンデーションの様子)別ウィンドウで開きます
 

統計グラフ全国コンクール入選作品の展示

 会場入口では、統計グラフ全国コンクール入選作品を展示しました。御来場になられた方々が熱心に御覧になられるとともに、多くの受賞者が御自身の作品の前で記念撮影をされていました。
 

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