恩給審査会 第4回 議事要旨
日時
平成26年10月21日(火)14時00分〜
場所
総務省第2庁舎 特別会議室
出席者
小西委員、樋口委員、榊委員、岡本委員、八木委員、ビッセン委員、長瀬委員、四宮委員
議事
- 総務大臣から付議された傷病恩給案件についての審議
- 総務大臣から諮問された異議申立て案件についての審議
議事概要
1 傷病恩給の付議案件の審議
(1)事案の概要
過去に左湿性胸膜炎により傷病年金第2款症(昭和24年2月を給与終期とする有期恩給)の給与裁定を受けた者から、その後左慢性膿胸となり、徐々に呼吸機能が増悪し、平成26年4月から在宅酸素療法を導入しているとの申立ての爾後重症請求がなされた案件。
(2)議決事項
左結核性胸膜炎による左慢性結核性膿胸及びそれによる慢性呼吸不全を公務に起因した傷病と認め、その障害の程度は第1款症相当であり、給与初月は都道府県の受付翌月である平成26年8月からとし、将来完治の見込みはないことから無期とする。
2 異議申立ての諮問案件
(1)事案の概要
異議申立人が、恩給法第10条ノ2の規定により、亡母の相続人として亡母に係る扶助料(公務扶助料)の請求をしたが、同請求を棄却された処分に対する異議申立て。
(2)答申事項
亡父の死因(肺炎)は、公務傷病(右第二、第三、第四及び第五趾切断)に起因したものとは認められないので、異議申立てを棄却する。
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