安心安全情報ネットワーク
2004年5月の経済財政諮問会議において麻生総務大臣が提言した「地域安心安全アクションプラン」
を受けて、「地域活性化の大前提として、身近な生活空間における安心・安全の確立が喫緊の課題となっている現状を踏まえ、
自主防災組織やコミュニティ等の住民パワーを活かし、地域の安心・安全を構築するため、防災・防犯等に幅広く対応する
地域拠点・ネットワークの創出」に取り組む施策です。
総務省では、アクションプランの具体化のため、「地域安心安全ステーションの整備」「地域安心安全情報ネットワークの構築」の二つのモデル事業を2004年度から実施しています。
イベントエンティティ表
ドライブ情報とは、DFD(論理化)で示された「本来のくくり」でまとまった業務に関する
イベント(住民票の写しの交付申請、等)が発生した際に、DFD(論理化)で示された矢印線にそって流れる
「情報」を指します。またエンティティとは、その業務に関係する資源(ひと、もの、かね等)を指します。
イベントエンティティとは、ドライブ情報の中で、その業務に関係するどのエンティティに関する「情報」が示されているか、
を指します。イベントエンティティ表とは、分析対象業務の本来の姿を把握するために、DFD(論理化)によって示された
「本来の括り」でまとまった業務で流れるドライブ情報の上で、その業務に係わるどのような資源(ひと、もの、かね等)
の状態が表現されているかについて、分析するための表です。
→資料1「イベントエンティティ表」
オープンシステム
従来の地方自治体のシステムは、特定のコンピュータ・メーカーの製品のみで構成されることがほとんどでした。
それに対して、さまざまなメーカーののソフトウェアやハードウェアを組み合わせて構築されたコンピュータシステムをオープンシステムと呼んでいます。
これが可能になった背景には、各社がOSやアプリケーションソフトの外部仕様を公開したことがあります。
価格や性能を比べてもっとも良い製品を組み合わせることができるというメリットがある反面、
不具合が生じたときに原因を特定するのが難しく、どのメーカーも自社製品に原因があると認めたがらないなどの
デメリットもあります。