6) DFD(論理化)

☆ 様式の概要

 DFD(論理化)とは、分析対象業務の本来の姿を把握するために、1つないし複数のDFDの上の一連の「機能」を「情報」の流れに沿って一筆書きでつなぐことで、個々の「機能」が本来どこからどこまで1つに括られるのが自然かについて示した図です。

☆ 表記方法

DFD(理論化)の例

図 「DFD(理論化)の例」

 DFD(論理化)は、1つないし複数のDFDの上の一連の「機能」を、その「機能」をつなぐ「情報」の流れに沿って一筆書きでつないだものです。一筆書きでつながった「機能」の集まりが、その業務の「本来の括り」となります。法令等や組織、手作業や紙媒体といった業務を実現する上での制限事項が無くなれば、この業務の「本来の括り」の単位で、一気に業務効率化(情報システム化など)が可能となります。

☆ 準備するもの

(1)グループ作業の場所

  • 対象業務の担当者(複数)が共同で「DFD(論理化)の作成作業」を行うための場所と机・椅子等を確保します。

(2)DFD

  • 対象業務のDFDを用意します。

(3)模造紙

  • 一筆書きの対象とするDFDを貼り付ける模造紙を用意します。

(4)筆記用具

  • 一筆書きを行うための筆記用具(マジック、サインペンなど)を複数色用意します。

☆ 作成方法

(1)DFDの準備

  • DFD(論理化)の作成に当たり、予め、DFDを用いた対象業務の「機能」「情報」の抽出を行っておきます。

(2)DFD上の一連の「機能」をつなげる(一筆書き)

  • 最下層のDFDを複数業務分用意します。
  • ある業務で発生するイベント(住民票の写しの交付申請、等)の中から適当なものを選び想定し、グループ討議を交えて、そのイベントで起動されるDFD上の「機能」を順に線でつなげていきます。線がDFD上の「時間滞留」に行き着くか、もしくは他のDFDにつながらなくなるまで、線をつなぎ続けます(一筆書き)。業務区分を超えてDFDをつなげても良いです。
  • また、つないだ線の上を流れる「主たる情報(ドライブ情報)」が何なのかについて、メモを残しておきます。1つの一筆書きの線の中で、複数のドライブ情報が存在する場合があります。
  • 1つのイベントに関する一筆書きが終わったら、線の色を変えて、他のイベントの一筆書きも実施してみます。

☆ 作成例(川口市の場合)

川口市では、総務省の「平成17年度自治体EA事業」において、分析対象業務の担当者が参加した業務機能の論理化抽象化分析の中で、DFD(論理化)を作成しました。



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