抽象化分析表とは、分析対象業務の本来の姿を把握するために、DFD(論理化)によって示された「本来の括り」でまとまった複数の業務の中の個々の異なる「機能」が、1つの基本的な「機能」にまとめられるかについて、分析するための表です。
図 「抽象化分析表の例」
抽象化分析表は、DFD(論理化)上の一筆書きでつながった「機能」について、異なる「機能」が1つの「基本的な機能」にまとめられることを示すための表です。
抽象化分析表の横軸は、基本的な「機能」を示します。一筆書きでまとめられた一連の業務(イベント)を抽象化分析表の縦軸に置き、各業務にどの「機能」が含まれるかについて、該当する個所にチェック(○)を書き入れます。チェックの付き方が同じ業務(イベント)が複数見つかった場合には、それらを1つにまとめてパターン名を書き入れます。
図 「基本的な「機能」の見直しの例」
川口市では、総務省の「平成17年度自治体EA事業」において、分析対象業務の担当者が参加した業務機能の論理化・抽象化分析の中で、抽象化分析表を作成しました。
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