目的手段分析図とは、分析対象組織の特徴を踏まえて目的を達成するための検討において、その全体像を「各種行動に関する目的と手段の関係の階層構造」として、図にまとめたものです。検討する主な内容を次に示しますが、検討の際には、目的と手段との関係を明らかにしなければなりません。
図 「目的手段分析図の全体像」
目的手段分析図は、「ある行動は、別の行動(=目的)のための手段である」と捉えて、目的達成のために実施しなければならない事項を書いた「行動カード」を、目的と手段の関係で階層構造に並べたものです。
階層構造の一番上が、この目的手段分析図における「最終目的」となります。また階層構造の一番下が、この目的手段分析図における「最終目的を達成するために、一番最初にすべき行動(手段)」となります。
階層構造は、下から「すぐに実施すべき行動群(短期行動項目)」「1〜3年後程度を目処に実施すべき行動群(中期行動項目)」「3〜5年後程度を目処に実施すべき行動群(長期行動項目)」の3層に分かれ、その分かれ目を点線で示します。
川口市では、総務省の「平成17年度自治体EA事業」において、課長級職員によって、目的手段分析を実施しました。
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